りんごのぬか漬け作り方 私は大好きな味 皮付きで漬け時間は数時間から

「りんごの皮」を捨て漬けすると、ぬか床の風味が良くなるというのは聞いたことがありましたが、「りんご自体をぬか漬けにして食べる」というのは、やったことがありませんでした。

それが先日、試しにやってみたら……。あら!これは私好みの味でした。

4つ割にしてぬか漬け美人に漬けてみた

私が、ぬか床用の容器として愛用しているのは、野田琺瑯のぬか漬け美人です。

野田琺瑯 ぬか漬け美人 TK-32

下記の写真は、りんごを4つ割にして漬けようとしているところ。皮付きのまま、使いました。りんごの種類は「ふじ」です。

ちなみに、同時に大根10cmと、もろきゅうり(小さいきゅうり)5本も漬けています。

ぬか漬け美人って、余裕を持って整列させて漬けようとすると少ししか入らない感じがしますが、ぎゅうぎゅうに漬ければ、かなり一気に漬けられるんですよね。

3時間後に取り出してみると、あらおいしい!

それから3時間後に、試しに一切れ取り出して、食べてみました。

すると、あらおいしい。

ただ、これは好みが分かれるかもしれません。私は幼少期に塩水に浸けた塩りんごを食べていたので、塩味のりんごに抵抗がないのです。

抵抗がないというか、むしろ好きで。今でも、すいかに塩をかける感覚で、天然塩をりんごにパラパラとかけて食べることがあります。

そんな私からすれば、ぬか漬けのりんごは、「すっごくおいしい」です。

しかし、「フルーツに塩味」の感覚が相容れない人や、そもそもそれほどりんごが好きでない人にとっては、「どうしてわざわざぬか味のりんごを食べないといけないのか」と思ってしまうかもしれない。

24時間後に取り出してみると、あら、またおいしい!

さらに漬けるとどうなるのかな?と思って、24時間後に取り出してまた食べてみました。

あら、またおいしい!

でも、数時間後に食べたときより、少し風味が増したくらいで、そんなに大きく変わるわけではありません。

もっと、大きく変わるかと思っていたので、少し意外でした。

もうすぐりんごの季節も終わってしまうので、りんごがあるうちは、できるだけりんごのぬか漬けを楽しみたいと思います。

2018/03/26追記:

その後、青りんご(王林)も漬けてみました。

写真は、約24時間漬けた状態のもの。王林もまたおいしい!

ふじとは違って、青りんごらしい香りが立つので、芳醇な感じです。ご飯と一緒に食べるお漬物というよりも、単体で楽しみたい味ですね。