前回の記事で、大きな鉄の中華鍋(33cm)を使っていることを書きました(こちら)。
大きな調理器具は、
- どうやって収納するか?
と、頭を悩ませることが多いものです。
我が家の中華鍋は、コンロの上の、換気扇を囲っているカバーの内側に、磁石でくっつけています。
↑……と言葉で表現すると、とてもわかりづらいですが、これが非常に快適な収納なのです。
鉄の中華鍋・フライパンは、油を塗るので戸棚の中に収納しにくい
鉄でできている中華鍋・フライパンなどの調理器具は、使い終わったら、薄く油を塗っておくというお手入れがあります。
そもそも、大きなサイズでどこへ収納しようか?と悩ましい中華鍋ですが、油を塗っているものを、他のものと一緒に戸棚にしまうのは、嫌だなと感じました。
その油のべたつきが、ほかのものへくっついてしまいそうだからです。
だからといって、そのままコンロの上に置いていては、ほこりがつきそうです。油を塗っているからこそ、ほこりやゴミがベタベタと貼り付きそうで、それも嫌だなと思いました。
つるす収納にすることに決定
そんな背景から、中華鍋は「つるす」収納にすることにしました。
壁にそってつるし、壁側に中華鍋の内側が向くようにしておけば、ほこりの心配もありません。
重くて大きな調理器具を、どう安全につるすか?
つるすと決まったら、「どうつるすか?」という問題を考えます。
私が購入した中華鍋はこちらのもので、重量は「1140g」と記載があります。
つるすとなると、一番に思い付くのが、吸盤型のフックです。
最近は、吸盤型のフックも進化していて、かなり強力なものもあります。
ただ、突然「バンッ!!!」と外れて怖い思いをしたり、帰宅したらキッチンがメチャクチャになっていたりと、嫌な思い出があるので、最近はまったく使っていませんでした。
- 「絶対に外れない安全なものはないかな…?」
と探す中で発見したのが、「磁石のフック」です。
磁石のフックの強力さは、オフィスのかばん掛けで体験済
磁石のフックを見つけたとき、すぐに「これだ!」と思ったのは、以前、オフィスのかばん掛け用に磁石のフックを使ったことがあって、どんなに重いものを引っかけても、ビクともしないという経験をしていたからでした。
ただ磁石でくっついているだけでなく、「カチッ!」とはめ込むようになっており、はめ込むと、全力で引っ張っても、取れないのです。
そのタイプの磁石フックが、こちら。
この写真の上部の部分が、カチッ!とはめ込む部分ですね。
フックの部分は回転するようになっているので、磁石は側面に付けても天井に付けても、使えます。
磁石が付く場所はあるか?
強力なフックが見つかったら、次は肝心の磁石が付く場所があるかどうか。
今まで、まったくノーマークでしたが、コンロの上の、換気扇を囲んでいる囲いが、すべて磁石OKでした。
我が家は、それが黒色なので、強力マグネットフックも黒色をチョイス。白以外が選べるのは、とてもいい。
10kgまでOKのものと、5kgまでOKのものがあるのですが、中華鍋の重さは1.1kgですから、5kgまでのものをチョイス。
ちなみに、他の場所にも使おうと思い、10kgのフックも同時購入しましたが、10kgのほうがフックの大きさが大きくて、中華鍋の穴に入りませんでした。
「大は小を兼ねる」と大きいサイズを買いたくなるところですが、5kgのほうでないと入らないので、小さいサイズを買って良かったという結果に。
鉄の中華鍋を磁石のフックで換気扇下(コンロ上)に引っかけた写真
で、実際にこのような形で使っています。
ちょっとわかりづらいですが、この写真の右上(↗)に換気扇があり、右下(↘)にガスコンロがあります。
ほかにも、いくつか磁石フックを買い足して、圧力鍋・ざる・まな板なども、引っかけて収納しています。
出しっぱなしの収納は過去に一時期やっていましたが、統一感がなくなるので、一切やめていました。それを久しぶりにやってみて、発見がありました。
今は、コツコツ好きなものを集めてきたかいあって、持っているもの自体に統一感があるのです。
だから、久しぶりに出しっぱなしの収納をしてみたら、無造作に並べても、自分が好きな世界観に。「お気に入りだけをコツコツ集めていく豊かさ」にうれしくなりました。