粉末状のサプリや薬を猫にあげるのは、一苦労です。
我が家でもいろいろな飲ませ方を試しましたが、今では、自らゴクゴク飲んでくれるほどの飲ませ方が定着しました。
うちの猫はシリンジが得意になった
うちの猫には、サプリや薬を飲ませるときは、一度すべて水に溶かして、シリンジから飲んでもらっています。
歳を取ってシリンジでの給餌が必要になったときのために、シリンジに慣れて欲しいという思いもありました。
今ではすっかり慣れていて、シリンジを口元に持っていくと、自分で口を開けて受け入れてくれます。
シリンジでサプリや薬を飲ませるときに使うアイテムは3つ
シリンジでサプリや薬を飲ませる方法も、いろいろなアイテムを試して、一番やりやすい方法を探しました。
今は、次の3つのアイテムを使ったやり方に落ち着いています。
- 10mlのテルモのシリンジ
- ショットグラス
- マイクロスパチュラ
それぞれ、詳しく説明します。
①10mlのテルモのシリンジ
シリンジは、テルモの滅菌個包装タイプ10mlを使っています。
最初は、Amazonで3本セットを192円(1本あたり@64円)で購入しました(こちら)。
試して良かったので、その後は楽天でまとめ買いしています。
100本入りで1,376円(1本あたり@13.7円)と、かなりお得になります(こちら)。
容量は、5ml程度の水に溶かすので、10mlが一番使い勝手が良かったです。
シリンジは、1度切りではなく何回かは使い回しているのですが、徐々に黒いゴム部分が固くなり、すべりが悪くなります。すべりが悪くなったら、新しいものに取り替えています。
100本入りで1,376円なら、毎日新品に取り替えたとしても、1カ月あたり400円ちょっとのコストですから、安いものです。
実際は3〜4日以上使い回しているので、もっと安くなります。
②できるだけ小さなサイズのショットグラス
次に使うのが、できるだけ小さなサイズのショットグラスです。
先ほどのシリンジから、5ml程度を吸い上げて、一度ショットグラスに移します。
ここで、水とサプリと薬を混ぜて、溶かします。
うちの猫の場合、腎臓の薬であるセミントラ(これは液状です)と、シャンピニオンエキス・乳酸菌の3種類を混ぜています。
シャンピニオンエキスも乳酸菌も、飲むようになってから腎臓関連の数値(クレアチニン)はじめ、検査結果が良いので続けています。
③マイクロスパチュラ
ショットグラスに、〈水5ml+粉末サプリ+薬〉を入れて、よく混ぜたら、シリンジに移して飲ませます。
ダマにせずキレイに混ぜるために、スプーン・ミニ泡立て器など試行錯誤した結果、一番良かったのはマイクロスパチュラでした。
わずか6cmほどの、超ミニサイズのスパチュラです(小指くらいのサイズです)。
ブランシェ・アソシエの「SO」というブランドで、キッチン用に通常サイズ・ミニサイズ・超ミニサイズと3種類を持っています。
3種類のうち、一番小さな「マイクロ」サイズが、ダマなくキレイに混ぜるのにピッタリでした。
シリンジで飲ませるときは、上あご目がけて少しずつ飲ませてあげるのがコツ
水に溶かした薬・サプリをシリンジに移したら、いよいよ猫に飲んでもらいます。
このとき、猫には上を向いてもらい、口を軽く開き、シリンジは上向きに構え、上あごにちょっとずつ当たるようにして、ほんの少量ずつ飲ませてあげると良いです。
チョロチョロと上あごに当てると、猫自らゴクゴクと飲んでくれます。勢いよく喉に目がけて発射してしまうと、気管に入ってしまうこともあるそうなので、少しずつ、ゆっくりと。
この飲ませ方に変えてからセミントラを吐かなくなった
以前、液状のセミントラを単体でシリンジであげていたときは、よく直後に吐き出していたのですが、水とサプリと混ぜ込むようになってからは、一度も吐いていません。
セミントラは少し粘度があるので、喉に引っかかりやすかったのかもしれませんね。