我が家の愛猫は腎臓の病気をしたことがあり、いろいろな工夫をして腎臓をケアしています。
一時、水素水を導入していたのですが、現状では純水で十分という結論になり、純水で元気に過ごしています。
科学的には証明されていない水素水の効果。もしかして純水だから?という仮説
猫の病気について調べていると、
- 水素水が良い!
- 水素水で治った!
という情報をよく目にします。
科学的には証明されていないようですが、「水素水に変えてから検査の数値が良くなった」という各種レビューの声には真実味があります。
私も一時期、下記の水素水を飲んでもらっていました。
330mL×10本=3.3Lで3,980円と高価なものです。
ただ、金額の高さは置いておいても、水素水は扱いに気を遣うんですよね。
水素水は、開封した瞬間から水素が逃げていきます。せっかく高いお金を出して購入しても、その恩恵に十分にあずかれるのか。そこに疑問を感じていました。
人間が水素水を飲むときには、水素をシャットダウンするアルミ容器に入れ、飲む度に開封すれば、水素残留量はまだマシです。
一方、たっぷりのお水を一日中飲めるよう、器に出しっぱなしにする猫の場合、水素水を準備しても、どれだけ水素を補給できるのか。
でも、レビューでの高評価の声にはリアリティがあるし……。
そんなことを考えながら、ゼロミネラルのページを眺めていたら、随分と、
- 「ミネラルゼロ」
であることの有効性を主張していることに気付きました。
なるほど、水素水が入っていなくても「ミネラルゼロの水」というだけなら、ずっと安価に入手することができます。「純水」という名前で売っているものがそれです。
例えば、赤ちゃんの粉ミルク用に販売されている水は、ミネラルゼロの純水です。
- 水素水で猫の症状がよくなった!
という事例の内訳は、「水素」によって良くなったケースと、「ミネラルゼロ」によって良くなったケースがあるのかもしれない、と思いました。
後者なら、科学的にも説明が付きそうです。
軟水よりもさらにミネラルがない純水に切り替え
もともと、腎臓に配慮して、ミネラルが少ない軟水を飲ませていました。さらに、ミネラル分が完全に0である純水に切り替えることにしました。
Amazonフレッシュで食材を買うことが多い関係で、Amazonで取り扱いのある「赤ちゃんの純水」というお水をあげています。
ラベル表記はこちら。栄養成分表示は、全部0です。これができるだけ低い軟水のお水を探すより、純水を飲ませた方が確実ですね。
価格は、2Lで約200円です。
前述のペット用水素水「ゼロミネラル」の場合、3.3Lで3,980円。2Lあたりに換算すると2,412円となり、赤ちゃんの純水の10倍以上の値段になります。
もちろん、水素の付加価値でその差額以上の恩恵があれば良いのです。が、水素を逃さずに100%、猫に飲んでもらうことは、現実的に不可能です。
であれば、現時点では「ミネラル分がゼロ」という恩恵のみ取って、安価に入手できる純水で十分だと思いました。
純水に変えてから、血液検査・尿検査の結果はずっと良好です。
もし今後、クレアチニンの値が上昇するなど、さらに積極的なケアが必要になったときには、改めて水素水も検討しようと思っています。