猫の腎不全で水素水の効果はミネラルゼロの効果では?→やめて2L・200円の純水にして調子良い

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我が家の愛猫は腎臓の病気があり、いろいろな工夫をして腎臓をケアしています。

一時、水素水を導入していたのですが、現状では純水で十分という結論になり、純水で元気に過ごしています。

目次

科学的には証明されていない水素水の効果。もしかして純水だから?という仮説

猫の病気について調べていると、

  • 水素水が良い!
  • 水素水で治った!

という情報をよく目にします。

科学的には証明されていないようですが、「水素水に変えてから検査の数値が良くなった」という各種レビューの声には真実味があります。私も一時期、下記の水素水を飲んでもらっていました。

(ペット用水素水 ZEROミネラル お徳用330ml×10本 ミネラルゼロ)
ペット用水素水 ZEROミネラル お徳用330ml×10本 ミネラルゼロ

330mL×10本=3.3Lで3,980円と高価なものです。

水素水自体の健康効果は、科学的に十分に立証されていないのが現状です。国民生活センターの調査では、水素水に公的な定義や効果に関する明確な規定がないと指摘されています。特定保健用食品や機能性表示食品としての承認も得ていません。2017年には、誇大広告をしていた水素水生成器の販売業者に対し、消費者庁が景品表示法違反(優良誤認)として措置命令を出した事例もあります。
からだにいいこと

ここでは、効果の確実性や金額の高さの話はいったん横に置いても、水素水は扱いに気を遣うんですよね。

水素水は、開封した瞬間から水素が逃げていきます。せっかく高いお金を出して購入しても、その恩恵に十分にあずかれるのか。そこに疑問を感じていました。

国民生活センターの調査によると、開封後5時間で水素の濃度は30〜60%に低下し、24時間後には約10%程度まで下がるとされています。
からだにいいこと

人間が水素水を飲むときには、水素をシャットダウンするアルミ容器に入れ、飲む度に開封すれば、水素残留量はまだマシです。

いっぽう、たっぷりのお水を一日中飲めるよう、器に出しっぱなしにする猫の場合、水素水を準備しても、どれだけ水素を補給できるのか……。でも、レビューでの高評価の声にはリアリティがあるし……。

そんなことを考えながら、水素水のゼロミネラルのページを眺めていたら、ずいぶんと、

  • 「ミネラルゼロ」

であることの有効性を主張していることに気付きました。

ペット用水素水 ZEROミネラル

なるほど、水素水が入っていなくても「ミネラルゼロの水」というだけなら、ずっと安価に入手することができます。「純水」という名前で売っているものがそれです。

たとえば、赤ちゃんの粉ミルク用に販売されている水は、ミネラルゼロの純水です。

  • 水素水で猫の症状がよくなった!

という事例の内訳は、「水素」によって良くなったケースだけでなく、「ミネラルゼロ」によって良くなったケースがあるのかもしれない、と思いました。

猫の腎臓にとって、ミネラルの過剰摂取は大きな負担になります。ナトリウムの多い水は腎臓に負担をかけやすく、カルシウムの多い水は尿路結石のリスクを高める可能性があります。ミネラルが結晶化して結石を形成する前に、体外へ排泄させるのが重要です。

「ミネラルがゼロの水を飲んでいたから、調子が良くなった」ならば、科学的にも説明がつきます。水素の恩恵があるかどうかは不確かでも、ミネラルゼロの水が腎臓への負担を減らすメカニズムは明確だからです。

軟水よりもさらにミネラルがない純水に切り替え

水素水などを試す前から、もともと腎臓に配慮して、ミネラルが少ない軟水を選んで飲ませていました。注文した水素水をすべて飲み終えたタイミングで、ミネラル分が完全にゼロである「純水」に切り替えることにしました。

ベビーのじかん 赤ちゃんの純水 2L×6本
ベビーのじかん 赤ちゃんの純水

Amazonフレッシュで食材を買うことが多い関係で、Amazonで取り扱いのある上記の「赤ちゃんの純水」というお水をあげています。

ラベル表記はこちら。栄養成分表示は、全部0です。これができるだけ低い軟水のお水を探すより、純水を飲ませたほうが確実ですね。

価格は、2Lで約200円です。前述のペット用水素水「ゼロミネラル」の場合、3.3Lで3,980円。2Lあたりに換算すると2,412円となり、赤ちゃんの純水の10倍以上の値段になります。

もちろん、水素の付加価値でその差額以上の恩恵があれば良いのです。が、水素を逃さずに100%、猫に飲んでもらうことは、現実的に不可能です。

であれば、現時点では「ミネラル分がゼロ」という恩恵のみ取って、安価に入手できる純水で十分だと思いました。純水に変えてから、血液検査・尿検査の結果はずっと良好です。

もし今後、クレアチニンの値が上昇するなど、さらに積極的なケアが必要になったときには、あらためて水素水も検討しようと思っています。

追記:現在は人間と共通でコスモウォーターの京都採水の水を飲んでいる

ここから追記です。本記事初出の2018年8月から約8年が経過し、その間にいろいろな変遷がありました(この間に尿管結石など何度か手術・入院もしています)。

ここ何年かは、人間用に導入しているコスモウォーターのお水を人間・猫とも共有で飲んでいます。

シンプルなウォーターサーバーが使いやすい(コスモウォーター)
シンプルなウォーターサーバーが使いやすい
コスモウォーター

注意点としては、コスモウォーターは水の種類が3種類あり、地域によって決まっている近くの採水地の水が配達されます。我が家の地域では本来、静岡が採水地のお水なのですが、3種類の中で最もミネラル分が少ない軟水は京都採水のお水なので、これに変えてもらっています(コールセンターに電話して相談すると対応してもらえます)。

コスモウォーター

コスモウォーターのお水にする前の何年かは、おなじみのサントリーの天然水を飲んでいました。

(サントリー 天然水 ラベルレス 2L ×9本 南アルプス)
サントリー 天然水 ラベルレス 2L ×9本 南アルプス

硬度は以下のとおりです。

硬度
コスモウォーター(京都)31mg/L
サントリーの天然水10〜80mg/L
(採水地によって異なる。南アルプス採水なら30mg/L)

愛猫は、定期的な通院が必要で、最低でも3カ月に1度は血液検査を行っています。上記のコスモウォーターおよびサントリーの天然水を飲用している間、お水由来と思われる数値の変動はありませんでした。

よって、この2つのお水ならば安心できると確認できているので、現在は我が家の運用上ハンドリングしやすいコスモウォーターのお水を猫も人間も飲んでいます。

かつて試していた水素水や純水がどれだけよかったのかは、今となってはわかりません。現状としては、前述のとおりコスモウォーターまたはサントリーの天然水が安心して飲める水として、うちの猫では認定している、という感じです(2026年2月14日追記)。

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