かつて、無印良品の「人をダメにするソファ」こと「体にフィットするソファ」を愛用していました。
リビングに2個、置いていたのです。
ところが、我が家の愛猫が、ソファをおトイレにし出しました。一度くせになると、何度も繰り返すようになり……。
体にフィットするソファが猫のトイレと化した悲劇
とにかく、座り心地が最高な無印のソファ。しかし、猫のトイレと化してしまいました。
一度、おしっこを始めてしまうと、いくら注意しても話し合いしても、もうダメですね。
体にフィットするソファは、中身がマイクロビーズです。洗うことはできませんので、染み込んだ尿のニオイは取れません。
消臭スプレーをかけたり重曹を試したりしましたが、そうこうしているうちに、またおしっこをしてしまう……、の繰り返し。
目を離したときにおしっこしてしまうので、リビングから離れるときには、都度、ソファを他の部屋へ移動させていました(2つあったので、これも手間)。
対策に乗り出す。ソファの中身を特大ビニール袋に入れる
なんとか対策できないものかと思い、考えた苦肉の策が、
- 中身をビニール袋に入れて被害をカバーにとどめる
という方法です。
使ったのは、130cm×140cmという、超特大のポリ袋です。
この袋の中に、ソファの中身を入れます。
ビニール袋に包んだ中身の上から、布のカバーを付けます。
こうしておけば、おしっこされてしまっても、被害がカバーだけで済みます。カバーだけなら、洗濯すれば良いので、楽です。
また、すでに染み付いてしまった中身のニオイも、ビニール袋で遮断することができます。
座り心地はビニールがクシャクシャになると気にならなくなる
無印のソファといえば、抜群の座り心地が持ち味。
ビニール袋で包み込むことによって、それが若干、損なわれることは否めません。
特に、取り付けた最初の頃は、カシャカシャとしたビニール袋の音がして、違和感があります。
でも、時間の経過とともに、ビニール袋がクシャクシャになって、ソファ本体となじむようになり、ほとんど気にならなくなりました。
おしっこのくせ自体は直らず、ソファの劣化とともに買い替えた
苦肉の策ではありましたが、この方式に変えてから、数年は何とか過ごすことができました。
その後、ソファの劣化で買い替えるときに、マイクロビーズタイプではない据え置きタイプのソファに変更し、体にフィットするソファとの戦いは終了しました。
おしっこされる度に憂うつになっていたので、買い替えて良かったと思いますが、ビニール袋には随分と助けられました。