私が使っているMacBook (Retina, 12-inch, 2017)は、第2世代のバタフライキーボードを搭載しています。
「ほこりが入りやすく壊れやすい」とは聞いていましたが、実際に調子の悪い日々が続いて、困りました。
結局、無償修理で直してもらいました。
enterキーが勝手に連打されてイライラ
困っていた症状は、
- enterキー(returnキー)が勝手に連打される
というものです。
1回しか押していないのに、2回押したことになっている。
enterキーは非常に良く使うキーですから、文章をうまく打てずに、とてもフラストレーションが溜まりました。
一度は様子見で直ったが1カ月後に再び発生
実は、enterキーの調子がおかしくなる1カ月ほど前に、左側のshiftキーの調子もおかしくなっていました。
このときは、
- キーを押す場所によって反応が悪い
という症状でした。
Geniusバーを予約して見てもらいましたが、見てもらったときには、なぜか改善しており、そのまま様子見をしていました。
時間の経過とともに直ることもあるので、やはりほこりが入り込んでいる可能性があるのでは?と思っていました。
enterキーは掃除しても様子を見ても全然直らず
その後、新たに発生したenterキーの不調。こちらは、キーボードを念入りに掃除しても、まったく状況変わらず。
数日、様子見をしていましたが、連打される症状は直りませんでした。
配送修理で48時間で修理完了して戻ってきた
以前、水没修理をしたときに、
- Macの修理は、店舗経由ではなく、配送が一番早い
と学んでいたので、今回も配送修理の段取りをしました。
配送修理の流れについては、下記記事で詳しく書いています。
↑のときと同じく、金曜午前中にヤマト運輸にMacBookを引き渡し、翌土曜日に修理完了してAppleから発送され、日曜午前中に私の手元に戻ってきました。
実質、MacBookが手元から離れたのは48時間です。
修理内容は、水没修理のときと同じく、キーボード全体が新品に交換されていました。
データはそのまま残っていた
水没修理のとき、データをバックアップしたものの、何も消えていない状態で返ってきたことを書きました。
その経験があったので、今回も念のためバックアップを取りつつも、「また、そのまま返ってきてくれるのでは?」と期待していました。
その通り、金曜日にヤマト運輸に引き渡したときと、変わらない状態で戻ってきました。
いつも通りログインして、そのまま使えました。
修理代金は1年間の製品保証の範囲内で無償
修理代金は、購入後1年間の製品保証の範囲内で無償でした。
Appleでは、追加料金を支払うと3年間の延長保証を付けることができます。
MacBookの前に使っていたMacBookAirでは、まったく故障がなかったので、MacBookを買ったときには付けていませんでした。
ですが、今後、また頻繁にキーボード故障が起きて、その度に修理費用が発生したら困ります。そこで、3年保証を追加購入しました。
MacBook の保証期間の延長は?
「AppleCare Protection Plan for MacBook 」は、ハードウェアの修理サービスと電話サポートの期間を MacBook 購入後の3年間に延長します。「AppleCare Protection Plan for MacBook」は、MacBook の1年間の製品保証期間内に限りご購入いただけます。
Apple
MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラムが開始
この記事を書いているときに改めてAppleのページを見ていて、2018年6月に、キーボード修理プログラムが開始されたことを知りました。
MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム – Apple サポート
特定の MacBook および MacBook Pro モデルのごく一部のキーボードに、以下の症状 (の 1 つまたは複数) が現れる場合があることが判明しました。
・文字が勝手に反復入力される
・文字が表示されない
・押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しないApple または Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる MacBook および MacBook Pro のキーボードを無償で修理させていただきます。修理内容はキーボードの検査後に決まります。1 つまたは複数のキーの交換や、キーボード全体の交換が必要になる場合もあります。
対象モデル
お使いのコンピュータのモデルを確認し、それが本プログラムの対象となるかどうかを調べるには、Apple () メニュー >「この Mac について」を選択してください。本プログラムの対象となるモデルは以下の通りです。MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)
MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (15-inch, 2016)
MacBook Pro (15-inch, 2017)
Apple サポート
3年保証に入っていなくても、キーボードの修理は無償になるようですね。
修理が終わったMacBookは、とても快適に動いてくれています。万が一、また調子が悪くなっても、48時間で修理できると思えば、まあいっか、という気持ちです。
MacBookに第3世代のバタフライキーボードが搭載されたら、そのときには買い替えを考えようと思います。