何気なく、加熱式たばこに関するニュースを読んでいて、驚きました。調理によって発生する有害物質は、加熱式たばこによるそれよりも、レベルが高いそうです。
加熱式たばこの空気汚染よりも調理や飲酒による汚染のほうがレベルが高い
まず、読んだニュースはこちらです。
加熱式たばこの空気汚染に関する調査の中で、調理や人の飲酒によって発生する有害物質のレベルのほうが高いことが明らかになったとのこと。
引用
結論からいうと、その調査で、レストランやバーにおいては加熱式たばこのエアロゾルによる空気汚染よりも、調理や人の飲酒によって発生する有害物質のレベルのほうが高いことが明らかになったという。
調理や化粧品の使用など日常生活における典型的な活動は、屋内空気環境に著しく大きな影響を与える。
このほか、ろうそく、お香、木材ガスストーブといった有機物の燃焼を伴うあらゆる消費財や設備は、(ニコチンとたばこ特異的ニトロソアミンを除いた)紙巻きたばこの燃焼時に放出されるレベルと同等の空気汚染物質を発生させるとの結果も伝えている。
さらに、人の存在が屋内空気環境に与える影響についても調査した結果、人の長時間の存在そのものが有害物質の増加をもたらしていることがわかったという。
喫煙は悪か、加熱式たばこの急増が社会に変化促す
調理中の換気扇は空気汚染を防ぐため
調理によっても、空気が悪くなるんですね。言われてみれば、当然です。
ですが、料理しているときに換気扇を回すのは、ニオイが部屋に充満するのを防止するくらいの意識しか、ありませんでした。部屋の窓を開けているときに限っては、換気扇を回さずに料理してしまうこともありました。
でも、
- 部屋の中の空気汚染を防ぐ
という意味で、換気扇の重要性を再認識させられました。
化粧品も空気汚染?
記事中では詳しく触れられていませんが、
- 調理や化粧品の使用など日常生活における典型的な活動
と、化粧品の使用も空気環境に影響を与えるひとつとして挙げられていることにも、驚きました。
愛知県衛生研究所の調査によると、消臭剤・整髪料・制汗剤などのスプレー類からもPM2.5が発生し、一部のスプレーでは1時間以上にわたり高濃度が持続する場合もあるとの結果が出ています。
愛知県衛生研究所
化粧品に含まれる揮発性の有機化合物(VOC)が室内空気に影響を及ぼすのは、たしかに理にかなった話です。
調理中に換気しないと一酸化炭素中毒の危険性がある
あらためてガス会社のホームページを見てみると、「必ず換気をしてください」という注意喚起が掲載されていました。
必ず換気をしてください
安全のために以下のことをお守りいただくようお願いいたします。ガスを使うときは必ず換気(換気扇・窓)をしてください。
●換気が不十分だと一酸化炭素中毒を起こす恐れがあり、最悪死亡事故に至ることがあります。
- 換気が不十分だと一酸化炭素中毒を起こす恐れがある
- 最悪死亡事故に至る
と、書かれています。
一酸化炭素中毒は自覚しにくい(風邪とも似ている)から要注意
一酸化炭素中毒が怖いのは、「サイレントキラー」と呼ばれるほど自覚しにくい点です。
初期症状が風邪と似ているため、「ちょっと体調が悪いかな」と思っているうちに意識を失うケースがあります。空気中にわずか0.16%含まれただけでも、2時間の吸引で命に関わる濃度です。
とくに注意が必要なのは、窓を閉め切っている時期。「暑くなったから窓を閉めてエアコンをつけよう」「冬は寒いから窓を開けたくない」という判断が、密閉状態を生み出してしまうからです。
実際に、保育園で調理中に暑さのために窓を閉めて換気扇を止めたところ、調理員7名が一酸化炭素中毒になった労災事故も報告されています。
職場のあんぜんサイト:労働災害統計
ネットを検索してみると換気扇を回さない人もいる様子
ネットを検索してみると、「換気扇は回さない」という人も、少なからずいるようです。
参考URL


何かあってからでは怖いので、しっかり換気扇を回すことを絶対の習慣にしたほうがよいですね。あらためて、換気の重要性を肝に銘じました。


