作り置き常備菜として味玉をいつも作っています。そのため、大量のゆで卵(半熟卵)を頻繁に作ります。
圧力鍋を使うと早いし、殻がむきやすいので、お気に入りです。
圧力鍋を使用したゆで卵の作り方
まず、私が使用しているのは、魔法のクイック料理ワンダーシェフです。
作動圧力が「140kPa 」という高圧タイプ。通常の圧力鍋は100kpaが多いですね。
高圧の圧力鍋は、通常の圧力鍋に比較すると、2〜3倍ほど早くできあがります。通常の圧力鍋で作る場合には、加圧時間を2倍にするとちょうど良いはずです。
半熟卵の作り方
1冷蔵庫から出した直後の冷えた卵を、好きなだけ圧力鍋に入れ、1cm程度、水を張ります。
上の写真は、直径22cmの圧力鍋に、卵を14個と水250mlを入れたところです。
水の量は、ひたひたまで入れず、少量にするのがコツ。その方が、殻がむきやすいゆで卵になりますし、沸騰するのに時間がかからないので、半熟卵が作りやすい。
卵の底に、ちょっと水が触れている程度でOKです。
卵が1個でも10個でも、作り方は変わりません。
2圧力鍋のふたをして、強火にかけます。沸騰し圧がかかって、重り(ピン)がシュルシュル揺れ出したら、弱火にして2分。
3火を止め、さらに2分放置します。
4シンクに圧力鍋を持っていき、ふきんをかけ、その上から水をかけて圧を抜きます。
5圧が完全に抜けたら、圧力鍋のふたを開け、卵に水をかけて冷やします。
6粗熱が取れたら、殻をむいて、できあがり。
加圧時間と放置時間を各3分にすると普通のゆで卵に、各4分にすると固ゆで卵になります(ご使用の圧力鍋により調整してください)。
12個は味玉にして残り2個は他の料理に
今回は14個の半熟卵を作りました。12個は作り置きの味玉にして、残り2個は他の料理に使いました。
味玉を作るときにいつも使っているのは、野田琺瑯のレグタングル深型Lです。
12個入れるとぎっちり詰まって、調味液が効率的に使えるので、いつも12個で作っています。
圧力鍋で作る卵が一番むきやすい
今までに、いろいろな方法でゆで卵作りにチャレンジしてきました。一番むきやすいのは、圧力鍋で作るゆで卵でした。
水を少量しか入れないので、〈ゆでる〉というより〈蒸す〉に近いイメージかもしれません。
この方法に出会うまで、卵をゆでる前に針で殻に穴を開けたり、ゆであがって冷やすときに氷を使ったりと、試行錯誤してきました。
でも、今は、そういった工夫はすべて省略して、きれいな半熟卵ができています。
「卵の種類」への依存度も大きい
ただし、この最も殻がむきやすい方法をもってしても、どうしても、殻がむきにくくてボロボロになってしまう卵もあります。
そういう卵をなんとかしようとがんばったこともあります。が、もうやめました。むきにくい種類の卵は、どうがんばっても、むきにくいからです。
解決法としては、賞味期限間近まで置いておくしかありません(卵が古くなればむきやすくなります)。
新鮮な卵を食べたいのであれば、購入する卵の種類を変えれば良いのでした。
いろいろな卵を「むきやすさ」という観点から試し、今では近所のスーパーで2種類、ネットスーパーで1種類、卵が確実にツルンとむける種類を確認できています。
半熟卵を作るときは、この3種類のうちのどれかしか、買いません。
ネットスーパーで確認できている卵の種類は、Amazonフレッシュの下記の卵です。