何日おく?メロン食べ頃を判断する見分け方と切り方(贈答品を常温5日〜2週間追熟した話)

贈答品でメロンをいただきました。

日常的にメロンは食べておらず、丸ごとのメロンを扱うこと自体がとても久しぶりです。

食べ頃の見分け方や切り方といった基本的なことを改めておさらいました。

同封の紙には「4〜5日経ってから冷やしてお召し上がりください」との記載

メロンと一緒に同封されていた紙には、

  • 4〜5日おいてから冷やしてお召し上がりください

との記載が。

メロンは、収穫後に「追熟」の期間として4〜5日が必要なのですね。

5日おいて食べてみるとまだ固い

記載通りに5日常温に置いてから冷蔵庫に移動して冷やして食べてみると、まだ固い。

5個もメロンをいただいたので、残りのメロンは1週間、10日……と日数をおいて冷蔵庫へ入れながら、少しずつ食べていくことにしました。

メロンを指で軽く押してみて、柔らかくなってきているものから追熟が進んでいます。

メロンの熟れ具合を確かめる方法として「叩いた音を聞く」という見分け方がありますので、これも併用しました。

人さし指と中指をそろえてポンポンと叩き、最も低い音がするものから食べていきました。

見た目でわかる見分け方としては、濃い緑色の広がりが多い方が、追熟が進んでいました。

メロンの食べ頃の見分け方

濃い緑色部分の広がり面積が多い右(→)のメロンの方が柔らかくなっていました

切った後の半分もラップをかけて冷蔵庫に入れておくうちに追熟が進む

固いうちに切ってしまったメロンも、残りの半分にラップをして翌日食べると、前日に食べたときよりも甘く柔らかくなっていました。

切った後もある程度は、追熟が進むようです。

固いのを無理して食べるよりも、一度冷蔵庫にしまって次の日に食べてみると良いかもしれません。

2週間後が超甘くて柔らかい食べ頃メロンに

最終的には、到着から2週間、常温において食べたメロンが、最も甘く熟れていておいしく感じました。

それ以上置いておくと今度は傷み出しそうな、ギリギリのラインが〈2週間〉でした(これ以降の分は冷蔵庫へ避難しました)。

この2週間は6月で、外の気温でいえば26℃前後の日々です。

メロンの箱は、直射日光の当たらない涼しい場所に置いていました。

「4〜5日おいてから食べてください」という注意書きではありましたが、実際は大きく逸脱して2週間(14日間)おいた食べ方が一番おいしかった、という結果になりました。

メロンの切り方は縦に切る

メロンの切り方は「縦に切る」のが基本です。

メロンは下のほうが甘いので、平等に甘い部分が行き渡るようにするためには縦に切ることが必要なのですね。

写真は、ギリギリまで追熟させたメロンの断面図です。

メロンの中で一番甘いのは種周辺の部分ですが、種エリアが中心よりも下に下がっているのがわかります。

つまり、下の方が甘いんですね。

もしメロンの熟れ具合に好みがあって、「甘くない方が好き」「甘い方が好き」と好みが分かれている場合には、あえて横にカットするのもアリかもしれません。