前回、前々回と、12インチMacBookに貼り付けてきた「フィルム」の話をしてきました。
ディスプレイとトラックパッドにフィルムを貼り付けたら、あと貼るとしたら「キーボード」ですね。
当初は、キーボードカバーは「なし派」だった
私は、新しく12インチMacBookを購入するまで、キーボードカバーは「なし」派でした。
せっかく、繊細に打ち心地が調整されているに、キーボードカバーで台なしにしたくないと考えていたからです。
仕事上、タイピング速度を追求しているので、「キーボードの打ち心地は妥協できない」と思っていたという面もあります。
※〈ディスプレイはフィルムを貼ることで多少、見栄えが変わっても妥協できる→フィルム貼る〉、〈キーボードの打ち心地は妥協できない→カバー付けない〉という思考回路です。
購入して早々、キーボードにお茶をこぼしてしまい、考え方が変わる
しかし、事件が起きました。
購入してまだ間もない頃ですが、キーボードに盛大にお茶をこぼしてしまったのです。
(このときの顛末は、また改めて記事にしたいと思いますが、簡単に言えば、その場では電源も付き普通に使える状態でしたが、半年後に結局修理に出しました)
そのときは、たまたまオフィスにいて、いつもとは違う、小さな紙カップでお茶を飲んでいました。
この「いつもとは違う」というのがみそですね。いつもと違うことをしているのに、いつもの習慣で動くと、いつもと違うことが起きます。
いつもはマグカップか、スタバやタリーズのふた付きの紙カップをデスクに置いていましたが、その日は、ちょっと触れたら倒れる小さな紙カップ、しかもふたなし。
それで、その紙カップ内に入っていたお茶が、キーボードにかかってしまったわけです。
キーボードカバーの装着を検討し始める
このとき、
- 「カバーをしていれば、被害を防げたのに」
と思いました。
また、キーボードカバーを付けると、キーボードの打鍵音が軽減されるという話も聞いていたので、もし打ち心地を損なわずに使えるキーボードがあれば、使いたいと思いました。
そこで購入したのが、価格は高いけれど、その薄さと品質に定評のある「moshi」のキーボードカバーです。
※上記は、JISキーボード用ですが、私はUSキーボードなので、実際に購入したものとは異なります(実際に購入したものはこちら)
このキーボードカバーは、3,000円します。結構、高いです。
結構高いこともあって、購入したあとは、慣れようと思って一生懸命に使い倒しました。ただ、最終的には、やめました。
どうしても、キーボードの打ち心地は変わってしまうので、それに我慢できなくなってしまったからです。
透明度が高いとは言っても、単体で見ると不透明
また、どんなに極薄・透明度が高いとはいっても、それは既存のキーボードカバーとの比較の話なのです。
単体で見ると、どう見ても不透明だし、付けていることは丸分かりです。
数週間でかなり汚れが目立つ状態に
さらに、数週間使っていると、かなり汚れが目立つ状態になりました。
白っぽく擦れたような汚れがたくさん出現してくるのです。
一応丸洗いできることになっていますが、洗っても白っぽい汚れは落ちません。それどころか、キーボードの隙間に設置されている粘着部分の粘着力が落ちて、キーボードがすぐにズレるようになりました。
当時の写真が残っていなかったのですが、この写真でまた使用数日です。使っているうちに、もっとどんどん汚れてきていました。
諦めきれずに、安いキーボードカバーを2種類、試す
3,000円のmoshiのキーボードカバーの打ち心地が悪かったので、もうキーボードカバーはやめようと思いました。
ただ、最後の悪あがきで、楽天で売っている1,000円前後の安いキーボードカバーを購入して、試してみました。
moshiは透明なものだったのですが、もともと黒い色のものであれば、汚れが目立たないのでは?と思ったのです。
ただ、安価なものは、打ち心地の面でmoshiよりもずっと劣ってしまい、1日と使用に耐えるものではありませんでした。
そんなわけで、キーボードカバーに5,000円以上使った結果、カバーなしという結論に至り、今はキーボードなしで快適にタイピングをしています。
ちなみに、お茶やコーヒーは、絶対にこぼさないように注意するようになりました。こぼしてしまうと、あとあと、本当に面倒ですからね。