MacBookが修理から返ってきて、キーボード部分が新しくなりました。
新しいキーボードは、サラサラとして、とても打ち心地が良いです。
この打ち心地を長くキープするために、改めてキーボードのお手入れについて、見直しました。
ついつい、メガネ拭きでキーボードを拭く習慣があった
私はMacBookAir→12インチMacBookと、ノートパソコン型のMacを長年使っています。
アルコールなど、何かを付けて拭くのはあまり良くないのだろうと思いつつ、つい、アルコール含有のメガネ拭きを使って、キーボードを拭くことがよくありました。
私はベタついたキーボードが大嫌いなので、常に手指は清潔にしてキーボードを扱っています。
しかし、それでも、キーボードが汚れてしまうことはありました。
そんなとき、付着した油分を完璧に脱脂して、サラサラに仕上げてくれるのが、メガネ拭きだったのです。
12インチMacBook、5カ月で若干キーボードはツルツルになってきていた
その後、下記の記事で書いたように、12インチMacBookを修理することになりました。
キーボード部分はすべて取り替えになったのですが、新品になって返ってきた12インチMacBookを触って思ったのは、
- 「あれ、サラサラしてる!!」
ということでした。
ということは、購入してからわずか半年程度で、キーボード表面の質感が「ツルツル」に変化していたということ。
思い当たるのは、アルコールでガシガシ拭いていたことです。「表面のサラッとしていたコーティングがはがれるのを、早めてしまっていたかもしれない」と想像しました。
修理後は、アルコール禁止・柔らかい布のみで美しくキープ中
せっかく修理して、キーボードが新品になったので、今度は正しいお手入れで、この気持ちが良いキーボードを長持ちさせたい。
そう思い、Apple推奨のお手入れ方法を、改めて見直してみました。
ポイントとしては、
- 少し湿らせた糸くずの出ない柔らかい布で拭く
- スプレー式の液体クリーナー、溶剤、研磨剤、過酸化水素を含む洗剤は使わない
ということになります。
「アルコールがNG」とは書いていませんが、柔らかい布(必要であれば少し水で湿らせる)だけのお手入れが推奨されています。
そこで、液晶画面用の柔らかいクロスで拭くだけのお手入れを徹底しています。
キーボードのサラサラとした表面の質感も、無事に維持されているので、このまま大切に使っていきたいと思います。
追記:Macのキーボードを消毒する方法
その後、改めてAppleのサイトを見ていたところ、下記の記事を発見しました。
一部引用すると、
そうした接触頻度の高い表面を適切に消毒するには、Lysol のワイプや Clorox キッチン消毒用ワイプを使い、Apple 製品の消毒に際しての下記の一般的な規則に従ってください。注意:過度に湿ったクリーニングワイプは使わないでください。場合によってはワイプを絞って余分な水分を除いてください。
Apple の内蔵または外付けのキーボード、トラックパッド、マウスを消毒する方法
と記載がありました。
「Lysol のワイプや Clorox キッチン消毒用ワイプ」と書かれているのですが、どちらも日本ではなじみがありません。
Amazonを検索すると、下記のアイテムのようです。
これらの除菌成分が「アルコール(エタノール)」ならば、アルコール入りのウェットシートもOKかな?と思って調べてみたのですが、アルコールではなさそうです。
「sodium hypochlorite」、つまり「次亜塩素酸ナトリウム」配合の消毒ワイプのようです。
キーボードを消毒したい場合には、次亜塩素酸ナトリウムを含ませた布やシートで拭き取るのが良いようです。
ただ、アルコールは油分を溶かす作用があるので、拭き取るとサッパリしますが、次亜塩素酸ナトリウムには、その作用はありません。油分汚れに対するサッパリ度は、水拭きと変わりません。
次亜塩素酸ナトリウムで拭くのは、除菌・殺菌が必要な場合(共有パソコンなど)に、使える技ですね。