私は、もうずっとATOKを使っています。ATOK以外の日本語入力ソフトは、ほぼ使ったことがありません。
今は、iPhoneでもATOKを使っているので、単語登録などPC版のATOKと同期ができて、とても快適です。
リリース直後はまったく使い物にならなかったiPhone版のATOK
ATOK愛が非常に強い私は、iPhone版のATOK(ATOK for iOS)がリリースされた直後に購入していました。
2014年9月のことです。購入した金額は1,600円で、iPhoneのアプリとしては高額です。
しかし、その頃は、まったく期待したような動きをしてくれず、純正の入力のままのほうが、ずっと快適でした。
一番嫌だと思ったのは、スピード感がないことです。こちらの入力スピードに付いてきてくれないので、とてもイライラしました。
それで、購入したことを後悔し、そのまま使わなくなりました。
その後、改良が重ねられ進化したATOK
そのまま使わなくなって3年弱が経過し、2017年の6月頃に、再びiPhone版のATOKを使ってみました。
その頃、「Shimeji」という入力アプリを知ってダウンロードしてみたりしていて、ふと、
- 「ATOKはどうなっただろうか?」
と思ったのです。
そして、再度使ってみると、あら!進化している。
純正アプリと比較して、ほとんど入力の快適性に差を感じません。逆に言うと、入力の快適性という点では、純正よりも勝っている点もありません。
勝っている点もないのですが、私にとって大きいのは、PC版と登録単語が同期できることです。
iPhoneとMacの登録単語を同期できるのはすばらしい
私のPCには、仕事で使う専門用語や、誤るとまずい取引先名などを、単語登録しています。
今は出先でiPhoneを使って仕事のメールを送信することもありますから、登録単語が同期できるのは、とてもありがたいのです。
また、プライベートでよく使う絵文字の登録なども、パソコンで一括で行ってから同期させれば良いので、簡単です(iPhoneでちまちま登録するのは、面倒なんですよね)。
※異なるデバイスに10台までインストールできる「ATOK Passport」を使っています。
挙動も、ほぼ問題なし(句読点の位置だけおかしなときがある)
初期のATOK for iOSは、挙動がスムーズでない場面が多かったのですが、現在はほぼ、解消されています。
ただ、Gmailなど一部のアプリを使っているときに、句読点を打つと、それが意図しない場所に入ってしまうという謎の挙動があります。
例えば、「謎の挙動があります。」と打ちたいのに、「謎の挙動。があります」のような形に。
これは、「謎の挙動があります変換確定。確定」のように、句読点を打つ前に変換確定したときに起きるので、句読点まで打ってから変換確定するように気を付けています。