前回の記事で、お肉を柔らかくするための、すじ切り器の愛用品について書きました(こちら)。
すじ切り器で柔らかくしたあとのお肉は、私は包丁は使わずに、キッチンばさみで処理しています。
これが、いろいろ快適なのです。
まな板+包丁の処理は、菌の付着に気を遣う
最も一般的なお肉のカット方法は、
- まな板+包丁
だと思います。このやり方は、私はしていません。
お肉用のまな板・包丁を準備したとしても、その後の後片付けに気を遣います(私は生肉に付いている菌への対処に、敏感なほうだと思います)。
お肉屋さんでカットしてもらえるときは、カットしてもらう
お肉屋さんで購入して、その場でお願いしたサイズにカットしてもらえるときは、カットしてもらいます。
これが、自宅ではカットする必要がないので、一番楽です。
自分でカットするときは、はさみでカットする
しかし、いつもお肉屋さんでカットしてもらう余裕があるわけではありません。
また、通販で地鶏をまとめ買いして、冷凍庫に保管していることもあります。
そんなときは、自分でカットするのですが、使うのは「まな板と包丁」ではなく、「キッチンはさみとポリ袋とリード」です。
キッチンばさみは「貝印 SELECT 100 キッチンばさみ DH-3005」を愛用中
キッチンばさみを料理に使うとき、「良いキッチンばさみを使うこと」は、とても重要だと思います。きちんとしたものを使うと、
- 「はさみって、こんなに便利なんだ!!」
……と、感動できます。
私が使っているのは、Amazonでも絶賛レビューの多い、「貝印 SELECT 100 キッチンばさみ DH-3005」です。
見た目がカッコ良くて大好きなんですが、機能性もピカいち。固い魚の中骨まで、しっかりと切れますし、分解して洗浄できるので、とても衛生的です。
大きめサイズのポリ袋の上に、リードを敷いて、その上にお肉を広げる
私がお肉のカットをするときは、まな板は使いません。
キッチン台の上に、大きめサイズのポリ袋を置きます。使っているのは、下記の30cm✕45cmのタイプです。
この上に、リードを1枚敷きます。
で、リードの上に、カットしたいお肉を広げます。
前回の記事で紹介したお肉のすじ切り器を使う場合は、このタイミングでプスプス。リードの上で行うことで、ドリップが除去できるんです。
リードには8つの機能があるそうですが、私はもっぱらドリップ除去の目的で常備しています。
すじ切りが終わったら、貝印のキッチンはさみで、好きなサイズにチョキチョキ切れば完成です。
出たゴミは敷いていたポリ袋に入れて、ギュッと口を縛る
カットが終わったら、お肉が入っていたトレー・ラップや、リードなど、出たゴミを、敷いていたポリ袋に入れて、ギュッと口を縛ります。
菌がいろいろな場所に付着するのを防げますし、しっかり口を縛ることで、生ゴミのニオイが出るのを防ぎます。
野菜クズより何より、お肉やお魚のニオイはキツいものがありますが、こうしてしっかり密封しておけば安心です。
調理してから、お鍋やフライパンの中でキッチンはさみで切るときもある
ちなみに、鶏もも肉など、丸ごと調理してから、お鍋やフライパンの中で、キッチンはさみを使ってカットすることもあります。
一度、まな板に出すとなると、まな板の衛生に気を遣いますし、ソースやたれのある料理の場合、ベタベタになります。
しかし、お鍋やフライパンの中で、はさみでカットすれば、とても簡単です。
「簡単においしく清潔に」をモットーに日々の料理をしている私にとっては、「お肉には、はさみ」の組み合わせが、ベストでした。