真空パック機フードシールドJP290購入レビュー。私の使い方とフードシーラー比較

ここのところ、食材を真空パックする機械が欲しくて、いろいろな機種を比較検討していました。

検索するとよく出てくるのは、アイリスオーヤマ、真空パックん。

ただ、決め手に欠けて購入しないまま、日にちが過ぎていたのですが、ここへ来て、「これは欲しい!」と決め手のある真空パック器を発見。

それが、「フードシールド 業務用 真空パック器」でした。

お肉をまとめ買いしたときに、おいしく冷凍保存したいのが第一目的

私が真空パックの機械を購入しようと思った一番の目的は、

  • 「まとめ買いしたお肉をおいしく冷凍したい」

ということです。

楽天のお気に入りショップで地鶏をまとめ買いしています。真空パックしたものを冷蔵で届けてくれるので、当初は届いた袋のまま、冷凍していました。

しかし、それだと、1食分解凍したいときに量が多すぎるし、できれば自分の好きなサイズにカットしてから冷凍したい。

また、工場で処理された袋のまま、冷凍庫の中に入れることにも、少々抵抗がありました。

かといって、ジップロック・ラップ・タッパーなどを使って冷凍すると、真空パックの状態のまま保存したときよりも、明らかに味が落ちてしまうのです。

理想的には、自宅で清潔な袋に入れ替えた上で真空パックして冷凍したい。そうすれば、真空パックの袋ごと低温調理することだってできる……

そんなことを考えて、「真空パックできる機械があったらいいのにな」と思っていました。

初期投資はケチらないがランニングコストは抑えたい派

私は、最初にかけるお金は多少高くても良いので、その後のランニングコストは、できるだけ抑えたい派です。

最初に投資すれば、その後は、お金がかからずにずっと使い続けられるようなものが理想です。

その点で、普通の真空パック機は二の足を踏んでいました。専用の袋が必要なので、ずっと高額のお金がかかり続けるのです。

企業からすれば、その袋のリピート購入で収益を上げるビジネスモデルになっているのでしょうが(プリンターのインクなども同じですね)、できればそれは避けたいのです。

真空パック機は、いまひとつ、デザインがパッとしない…

ランニングコストの他に、私が真空パック機の購入に踏み切れなかった理由が、

  • デザインが、好きになれない

ということでした。

家庭用 真空パック器 真空パックん plus プラス 新基本セット
おそらく一番売れている?有名な真空パック機(家庭用 真空パック器 真空パックん plus プラス 新基本セット

いかにも、「家電!」という感じで、しかもサイズが大きそう……。

かといって、サイズが小さくて比較的シンプルなデザインのものは、レビュー評価があまり良くなかったりするのです。

アイリスオーヤマ 真空パック フードシーラー VPF-385T

専用袋不要で、市販の袋を使えるフードシールド

専用袋が不要で、市販の袋が使えて、デザインがよい真空パック機はないものか?と検索していたときに、ヒットしたのが「フードシールド」でした。

【業務用真空袋対応】 フードシールド 業務用 真空パック器 【吸引力80Kpa】JP290

私が購入した時点ではフードシールドはまだ購入者レビューが少ししか入っておらず、私は存在さえまったく知りませんでした。

一か八かで購入してみたのですが、これを選んで本当に本当に良かったです。違う真空パック機を妥協して買っていたら、きっといろいろ不満が出ていたと思います。

「ナイロンポリ」なら何でもOK、専用袋不要のフードシールド

フードシールドは、「ナイロンポリ」という素材の袋だったら、どのメーカーのものでもOKで、専用袋はいりません。

愛用者が多いナイロンポリの袋(クリロン化成 彊美人

「真空パックん」との比較動画がわかりやすい!

YouTubeに、「真空パックん」と比較した動画が上がっています。これを見ると、フードシールドのコンパクトさがよくわかります。

いよいよ、我が家に真空パックシーラーがやってきた!

長らく、買うか買わないかと迷い続けては、「買わない」と結論してきた真空パック機。

フードシールドとの出会いによって、とうとう、我が家にやってきました。

想像していたよりも、ずっと小さい。左側の袋は、一緒に買った「クリロン化成 彊美人」で、サイズは幅20cm✕高さ30cmです。

箱を開けると、きれいに梱包されていました。

出してみると、こんな感じ。とても軽いですし、小さく感じました。

購入する前は、ほとんど使っていない電子レンジの上を収納場所にしようと考えていたのですが、想定したよりも小さかったため、シンク下収納の隙間にちょうどよく収まってしまいました。

うれしい誤算です。

ふたを開けてみると、↓このようになっています。

で、ここで私、間違いをおかしました。はがしてはいけない「テフロンテープ」を、はがしてクチャクチャッとしてしまったのです。

「テフロンテープ」ははがして破棄しないように要注意

てっきり、梱包上、保護として貼られているものかと思ってはがしてしまいましたが、説明書を読んでいて、あわわと思いました。

「消耗品」として「テフロンテープ」と書いてあったので調べたら、まさに私がはがしたもののことだったのです。

日東 ニトフロン粘着テープNo.973UL-S 0.13mm×13mm×10m 973X13X13

ゴミとして捨てようと、くちゃくちゃに丸めてしまっていましたが、慌てて伸ばして貼り直しました(それで事なきを得たので、良かったです)。

さっそく、フードシールドでエリンギを真空パックしてみた!

テフロンテープをはがしてしまうというハプニングは無事に乗り越えて、さっそく真空パックしてみました。

結論から先にお伝えすると、実際にやってみて、真空パックのやり方は、ものすごく簡単と感じました。が、それは事前に動画を見ていたからスムーズにできた、という面もありそうです。

こちらのメーカーさんは、YouTubeにきめ細やかにたくさんの動画をアップされていて、商品への愛情を感じます。

事前に下記動画を見ていたので、特に説明書も読まずに、すぐに使い始めることができました。

みかんを真空パックする動画

上記の動画と、同じ手順で、私はエリンギを真空パックしてみました。

1まず、エリンギを2本、袋に入れます。

2袋の口の内側に、ノズルを差し込みます。ここから、空気を吸ってくれるわけですね。

3そして、ふたをガチャンと閉めたら、開始ボタンをスイッチオン。

あっという間に、真空パックができあがりました。

びっくりです。こんなに簡単にできるとは。

ナッツやキャットフードも真空パックしてみた

その後、いろいろ試してみたくなって、ナッツやキャットフードも真空パックしてみました。

まずは、食べかけのナッツ。

専用袋ではないので、完全な真空にはなっていませんが、空気は吸われて真空チックになっています。

口はシールして、きっちり密封。ちょっとわかりづらいですが、下記写真の点線部分がシールされています。

キャットフードも、やってみました。

かなりの真空具合です。

ただ、これはフードを平たくしているのですが、平たくせずにかたまりの状態でやったら、失敗してしまいました(ここまで空気が抜けなかったし、シールした後、すぐに空気が入ってしまった)。

こういった粒状のものは、平べったくすることがコツのようです。

当初の目的、お肉が届いた!のでフードシールドで真空パック

我が家にフードシールドが登場してから少したって、お取り寄せのお肉(鶏もも肉)が届きました。

そこで、さっそく真空パック。

  • 「真空パック機、買って良かったぁぁぁぁぁ〜〜」

と思った瞬間でした。

何の難しいこともありません。さくさくと、11袋分も一気にパックできました(11食分!)。

やはり、真空パックだと、冷凍保存しても味が全然落ちません

今回は、自分の好きなサイズで1食分ずつ小分けして冷凍したので、料理がグーーーッとしやすくなりました。

「食材を使い切らなきゃ!」という焦りからの解放という副産物も

また、真空パック機があることで、野菜などの食材も、気軽に冷凍保存するようになりました。

使い切れなそうな場合は、真空パックで冷凍しておけば、味を落とさずに、使いたいときに使うことができます。

そうなったことで、ホッとしている自分に気付きました

今までは、どこか、

  • 「食材を使い切らなくちゃ!」

と、焦る気持ちを抱えながら日々の料理をしていたようなのです(完全に無意識でした)。

低温調理器具にも興味津々

真空パック機は、低温調理器具と一緒に使っている人が多いようで、そちらにも興味が出てきました。

ちょうど、梅沢富美男さんが「買いま……せん!」「買いま……す!」という番組(有吉ゼミ)で紹介されていたので、気になっていたのです。

真空パックをきっかけに、新しい世界が広がりそうで、ちょっとワクワクしています。

私が購入したフードシールドはこちら

追記:キャットフードの袋ごと真空パックしてみた

2018/03/26追記です。

キャットフードを新しく開封するタイミングがあったので、ナイロンポリ袋に移さずに、そのまま真空パックしてみました。これが!上手にできたので追記します。

わかるでしょうか、ギューッと圧縮されて、真空状態になっています(その後、空気が入る気配もありません)。

口の部分も、しっかりとシールされました。

これなら、大袋で購入しても、しっかり鮮度をキープできそうです。