シリコンやナイロンでできていて、炒め物なんかにも使える、耐熱性の一体型スパチュラ。
今までに何種類か使ってきましたが、「これが絶対に最高!」とおすすめしたいものに出会いました。
「ブランシェ・アソシエ」という会社の「SO(ソウ)」というシリーズのスパチュラです。
耐熱性があって一体型のスパチュラはあると本当に便利
炒め物に使える耐熱性があるスパチュラは、一度使うと手放せないほど、便利です。
鍋やボウルから器に料理を移すときも、ひとつ残らずきれいに移動することができるので、ストレスがありません。
また、スパチュラは一体型に限ります。
柄がプラスチックでできていて、分解して洗えるタイプを使ったことがあります。
しかし、「スパチュラ」という性質上、粘度のあるものをこそげ取るシーンが多く、そのときに、つなぎ目部分に入り込んでしまう気持ち悪さがあります。
その点、つなぎ目がなく、サッと全体を洗える一体型は、使い勝手に大きな差が出ます。
色は黒のスパチュラがいい
キッチン道具を集め始めた初期の頃は、「白」でツールをそろえようとしていました。
昔、初めて購入した一体型も、「白」でした。
ただ、白は、着色したり焦げ付いて変色したり、見た目が汚くなるのが早い。
その後、「黒」の存在を許し、「白と黒」のモノトーンの世界でキッチンを作った方が、機能的であると思い至り、今ではキッチンツールはほぼ「黒」でそろえています。
だから、スパチュラの条件も「黒」で探していました。
スパチュラはしなり具合が重要
スパチュラって奥が深くて、見た目は似たようでも、ものによって、
- しなり具合
がまるで違います。
私が苦手なのは、固くてあまりしならないタイプのスパチュラです。
かといって、こしがなく、やわらかすぎて、しなりすぎても、使いづらいので難しいところです。
すべてにおいてベストのスパチュラを発見
こだわりすべてを満たすスパチュラはなかなか見つからず、どこか妥協しながら使っていたところに、
- 「これは、すべてにおいてベストだ!」
と思えるスパチュラを発見しました。「ブランシェ・アソシエのSO(ソウ)」です。
このシリーズ、
- 赤・白・黒
の3色展開になっています。おしゃれキッチン雑貨のお店で、白と赤は見掛けたことがあったのですが、黒はネットでしか見つかりませんでした。
さらに、サイズ展開が、
- ノーマル
- ミニ
- マイクロ
の、3つあります。
並べると、こんな感じです。
一番左(26.5cm)が、フライパンでの炒め物などにも使える、最も一般的なサイズ感のノーマルタイプです。
ノーマルタイプを最初に購入したところ、スパチュラの先端のしなり具合が、うっとりするほどに私の理想通りで、すぐに残りのふたつも買い集めてしまいました。
マイクロは、想像する以上にものすごく小さい
大好きで愛用しまくりのブランシェ・アソシエのスパチュラですが、ひとつ注意が。
一番小さなサイズの、マイクロミニが、想像する以上にものすごーーーーく小さいのです。
中くらいサイズの、「ミニ」と「普通のティースプーン」と「マイクロ」を並べてみた写真が、以下です。
わかるでしょうか、このティースプーンの半分にも満たない小ささ。
あまりにも小さいもので、使い道がなかなかないと思います(私のキッチンにあるあらゆるツールの中で、一番小さいです)。
私は毎朝、猫に薬とサプリを溶かしてシリンジであげているのですが、「マイクロ」は、それを溶かすために使っています。
スプーンやミニ泡立て器ではすぐにダマになっていたところ、このスパチュラだとダマにならずに混ぜられるので、重宝しています。
ただ、「ジャム瓶からすくい取る」というようなごく普通の用途であれば、ティースプーンより一回り大きいサイズ感の、「ミニ」の方が確実におすすめです。
追記:東京駅KITTEのグッドデザインストアでSOのスパチュラを発見
先日、東京駅直結のKITTE 3階にあるグッドデザインストア(グッドデザイン賞受賞のグッズだけ扱っているお店)に立ち寄りましたら、SOのスパチュラが赤白黒の3色とも、置いてありました。
ただ、サイズは普通サイズとミニサイズの2パターンのみで、マイクロは置いていませんでした。
普通サイズとミニサイズの実物を確認したい方は、寄ってみると良いかもしれません。