知っている人からすれば、当たり前のことなのですが、抜けてしまうと完全に抜けてしまい、後で大後悔することになる。
それは、洗濯機の扉の開く向きです。
まさに私が、「あ〜、やっちゃった……」と、落ち込みました。
ドアが右開きか・左開きかで使い勝手は大きく変わる
冷蔵庫や洗濯機は、
- ドアが右側に開く
- ドアが左側に開く
の、2パターンが用意されている機種が多くあります。
購入時に、自宅の生活動線に合わせて、都合の良い方を選ぶのです。
左開き
正面に向かってドアが左側に開くのが「左開き」です。ドアが左側に据え付けられているので、洗濯機の左側が壁になっている場所で使用するのに適しています。
右開き
正面に向かってドアが右側に開くのが「右開き」です。ドアが右側に据え付けられているので、洗濯機の右側が壁になっている場所で使用するのに適しています。価格.com – 洗濯機の選び方
後述しますが、上記説明の他に、「洗濯かごの場所がどこにあるか」という点も考慮して選ぶべきだったと今回学びました。
洗濯機のドアは「洗濯かごを置く側」に開くものを選ぶのがポイント
私がドラム式洗濯機を購入したときは、それが「初めてのドラム式洗濯機」でした。
それまでにも洗濯機自体は購入したことがありましたが、ドラム式ではありません。上にパカッとふたが開くタイプだったので、ドラム式のドアの向きについて、初心者だったのです。
主人と一緒に出掛けた電気屋さんで、店員さんに、
- 「ドアの向きは、左開きと右開き、どちらになさいますか?」
と聞かれたとき、私は主人に、
- 「どっちだっけ?」
と聞きました。
すると主人は、
- 「右開きだよ」
と答えました。それで、ふむふむと何の疑問も持たずに、右開きを購入したのです。
このとき、私は大きな間違いをおかしていました。
洗濯機を使わない主人は、単純に家の動線を考慮して「右開き」と答えました。我が家では、洗濯機を置く左側が洗面所の入り口で、右側が壁(浴室がある)という配置です。
だから、動線から考えると、「右開き」は正解です。
しかし!
洗濯かごを置く場所は、洗濯機の右側だったのです。
だから、いつも洗濯機のドア越しに、洗濯物を移動する必要があります。それですごく作業がしづらいんです。

ドアの向こう側に洗濯かごがあって、出し入れしづらい
自宅に真新しい洗濯機が届き、初回の洗濯でこのことに気付いたとき、
- 「どうして、もっと自分でどっち開きにすべきか、考えなかったのだろう!!!!」
という意味で、激しく落ち込みました。
「作業がしづらい」というのは、ちょっとの手間ではあるのですが、毎日毎日、洗濯槽に洗濯物を移動する度に感じること。
だから、その度にドアの選択を誤ったことに対するネガティブな気持ちがちらついて、なかなか気持ちがクリアにならずに困りました。
選択の誤りによって増えた手間自体よりも、その手間をきっかけに毎日嫌な気分を思い出してしまうことが嫌でした。
同じような人はいないか?と検索してみたら
私と同じような人はいないかな?と思って検索してみたら、下記のページにヒットしました。
- 「ああ、わかるわかる……」
と、いちいち共感しながら読みました。
質問者の方は、かなり落ち込んで質問したところから、配置換えなどの工夫をすることを思いつき、最終的にはポジティブに変化されていました。
「次に引っ越すときのために最適な方を選んだのだろう」と思い込むことで気持ちをクリア
私も、毎日毎日、洗濯する度にムカムカしているのは嫌なので、気持ちを切り替えることにしました。
ひとつ、工夫として、洗濯かごをサッと移動しやすいものに変更しました。今までは、大きな洗濯かごを使っていて、基本的に移動せず設置したまま使っていました。
今は、小さめで動かしやすい洗濯かごを使い、洗濯かごをドアの左側に持ってきて、そこから衣類を洗濯槽に移動するスタイルに変えました。
また、もうひとつ、
- 「次に引っ越す先は、右開きがピッタリ来るおうちなんだろう」
と思うことにしました。
今、住んでいる場所は賃貸で終のすみかではないので、いい物件が出てきたら引っ越すつもりでいます。
きっと、引っ越す先に「ぴたっ!」と来る洗濯機を、先取りで選んだのだと思うことにしました。
これからドラム式洗濯機を購入する方は、ドア向きのシミュレーションを自宅でしっかりすることをおすすめ
気持ちの切り替えができてからは、嫌な気分になることはなくなりました。現在のドアの向きにも、すっかり慣れました。
が、これからドラム式洗濯機を購入する方は、ぜひぜひ、自宅でドアの向きのシミュレーションを、しっかりすることをおすすめします。
お店で聞かれて、そのときその場で想像で考えるのではなく、お店に行く前に、自宅の洗濯機を置く場所で、実際に目で見たり触ったり計ったりしながら、どちらが良いのか十分シミュレーションしてみた方が良いです。
私も、次に家電を買うときには、必ずそうしようと肝に銘じています。