購入して3年のパナソニックのドラム式洗濯乾燥機(NA-VX7600R-W)が、急に壊れました。
ブザーの音がしたので確認に向かうと、画面にはHと57が交互に点滅していました。
洗濯の途中でエラー音が出て止まりH57の表示
洗濯の途中で止まったドラム式洗濯乾燥機。液晶画面部分には、Hと57が交互に点滅しています。
再スタートするとモーター音はするがドラムが回らない
一度ふたを開けて洗濯途中の洗濯物を確認しましたが、特に異常は見当たりません。
そこで電源を切ってからまた入れて、再スタートしました。
すると、
- ウィーーーーーーン
という聞いたことのない軽いモーター音が聞こえてきます。
通常時の音とは明らかに違う音です。水道回りの音ではなく、洗濯機の内部から聞こえます。
様子を見ていると、いつもと違ってドラムが回らない。
そのままにしておいたら、しばらく経ってまたエラーのブザー音がなり、H57の表示が出ました。
どうやら、モーターの作動音はしているのにドラムが回らなくなってしまったようです。
洗濯モードでも脱水モードでも乾燥モードでも試しましたが、ドラム回らず。
「H」のエラーは点検・修理が必要
スマホで「パナソニック 洗濯機 H エラー」などと検索してみると、Hで始まるエラー表示は点検・修理依頼が必要なエラーであることがわかりました。
【ドラム式洗濯機】 異常表示(エラー表示)「H**」が出たら
ブザーが鳴り、「H」と2桁の「数字」が交互に表示されたときは点検が必要です。
異常表示内容を下記「故障確認」にて確認できます。
点検・修理依頼をされるときは、電源プラグを抜き、表示内容(「H」と2桁の「数字」が交互に表示)を伝えてください。【ドラム式洗濯機】 異常表示(エラー表示)「H**」が出たら – 洗濯機/衣類乾燥機 – Panasonic
「H57」はモーター異常?
検索結果をざっと見てみると、どうやらH57のエラーはモーター系統の模様。
それではプロに頼んで修理しないとお手上げです。
ヨドバシカメラの修理依頼窓口へ電話
今回壊れたPanasonicのドラム式洗濯乾燥機は、3年前にヨドバシカメラで購入し60ヶ月(5年)の延長保証に入っていました。幸い保証期間中です。
まずパナソニックの公式サイトにアクセスしてみると、
修理のご依頼は、ご購入先のお店にご相談を!
販売店独自の延長保証を利用される場合は、必ずご購入先の販売店へご依頼ください。パナソニックのお店で購入された場合は、パナソニックの店検索をご利用ください。
購入店へ行けない方・不明な方は、以下のパナソニックによる修理サービスをお申込みください。
洗濯機 修理のご相談・お申し込み – Panasonic
と記載があります。
- 販売店独自の延長保証を利用される場合は、必ずご購入先の販売店へご依頼ください
とのことですので、ドラム式洗濯乾燥機を購入したときに受け取った「ヨドバシカメラ延長保証制度加入者証」に記載された電話番号へ電話することにしました。
ドラム式洗濯乾燥機が壊れた当日の19時すぎに電話
ドラム式洗濯乾燥機が壊れたのは19時頃。ヨドバシカメラの修理窓口に電話したときには19時を過ぎていました。
担当の男性が電話に出て、洗濯機の型番・保証書に書いてあるバーコードの番号・出ているエラーコード(H57)を伝えました。
今後の流れとしては、パナソニック側から修理業者の出張手配について折り返しの電話がかかってくるとのこと。
修理に来てもらえる日程が最短いつになるか・何月何日の何時に来てもらうかなどの詳細は、パナソニックからかかってきた電話で打ち合わせることになります。
できるだけ早く修理に来ていただきたかったので、すぐに来てもらえるものなのかどうか、ヨドバシカメラの担当者に聞いてみたのですが、パナソニック側と話してもらわないと何とも言えないとの返答でした。
というのは、修理に必要な部品の在庫が、パナソニックの地域の担当店にあるかどうかによって、いつ修理ができるのかが大きく変わってくるそうです。
この日は19時を過ぎていましたので、パナソニックからの折り返し電話はすでに営業終了しており、翌日になるとのことでした。
修理窓口は混み合っているため、おそらく翌日午前中の折り返し電話は難しく、昼過ぎ以降になるだろうと説明を受けました。
日曜日・祝日の出張修理は別料金がかかりそれはヨドバシの保証外
注意点として、パナソニックと打ち合わせて出張修理日を決める際、日曜日・祝日になる場合は休日料金として追加料金が発生するそうです。
金額はメモしていなかったのですが、2000円代の金額をおっしゃっていました。
この追加料金分はヨドバシカメラ側の保証ではまかなえないので、こちらで別途支払う必要があるとのことでした。
翌日パナソニックのコールセンターから入電
翌日のパナソニックからの折り返し電話は昼過ぎ以降になると聞いていましたが、実際にはそれよりも早く、午前10時にかかってきました。
コールセンターの、電話対応に手慣れた印象の女性からです。
故障内容は、ヨドバシカメラへの電話で話した内容が引き継がれていましたので、間違いがないか確認するだけでOKでした。
出張修理は次の日(故障から翌々日)の午後以降に
出張修理の最短は、明日の午後以降が最短とのこと(午前中の枠はすでに埋まっていました)。
最短での出張修理を依頼しました(幸い希望の修理日が日曜・祝日には当たらなかったので追加料金はかかりませんでした)。
細かい時間については、朝、修理業者から電話で一報をいただくことになりました(9時〜10時の間に電話がかかってくるとのこと)。
ここまでを時系列で整理すると下記の通りになります。
日時 | 動き |
木曜日19時 | 洗濯機故障・ヨドバシカメラへ電話 |
金曜日10時 | パナソニックから折り返し電話 |
土曜日9時 | 修理業者から詳細時間連絡 |
土曜日午後 | 出張修理 |
ペットがいるかどうかを確認された
あとは、マンションの建物名を含めた住所や電話番号の再確認などがありましたが、一点、
- ペットは飼われていますか?
という確認がありました。
どういう意図かわからなかったので「いますが、洗濯機の場所には行けないようにしているので大丈夫です」と答えたところ、ペットの種類を聞かれました(犬ですか?猫ですか?と)。
猫です、と答えましたが、細かく確認されたので出張手配する上で、何か重要なポイントなのかな?と思いました。
翌々日の午後にパナソニックの修理業者が到着
故障から翌々日の朝9時、実際に修理に来ていただく業者の方の携帯電話から入電がありました。
来訪時間は14時-16時頃になるとのことです。
実際にいらっしゃったのは、15時でした。
ベルトが切れた自然故障
エラーコードと電源を入れて動かしたときの様子を確認すると、恐らくドラムのベルトが切れているとのこと。
原因は自然発生的なものらしいです(異物が入った等ではない)。
長く使うと経年劣化で切れるようですが、洗濯機のボタンを何やら操作して確認した結果、経年劣化するほどにはまだ使われていないと教えてもらいました(ボタンの操作で今までの洗濯累計回数を表示させたようです)。
作業開始前に洗濯機周辺の傷などを事前確認
さっそく修理作業に入ります。
洗濯機の周辺に置いてあった洗濯かごや外せる棚などはすべて移動してスペースを空けます。
洗濯機を倒して作業するので、作業前の周辺の様子を一緒に確認します(もともとある壁の傷など)。
その後、作業が始まると私はリビングに移動して待ちました。
修理所要時間は30分以下
作業時間は思ったよりもあっという間でした。
時間を正確に計っていたわけではないのですが、業者の方の滞在時間が全体で30分以下だったと思います。
実際に修理作業にかかっていた時間は15分くらいでしょうか。
掃除もきれいにしてくれて助かった
助かったのは、洗濯機の下の部分のお掃除までピカピカにしてくれたことです。
洗濯機を戻す前に一度呼ばれて確認をしました。
故障内容はVベルト不具合
修理が終わると、タブレットに修理完了のサインをして、「出張修理明細書」を受け取りました。
「修理内容」の項目には、
- インベラプーリ、Vベルト不具合。機械的な自然故障です。部品不良の為交換致しました。
と記載されていました。
交換部品の項目には、
- AXW412-9DJS Vベルトセット
と書かれています。
故障から2日以内に修理完了
木曜19時に故障して土曜15時半に修理が完了しました(44.5時間後)。
故障してから2日(48時間)以内に修理が完了したことになります。
ドラム式洗濯乾燥機は延長保証に入っておいて良かったと実感
洗濯機が壊れると困ることがたくさんあります。
今回は故障から2日弱で復活したので、コインランドリーなどに洗濯に行かなくても乗り切ることができました。
日々、ドラム式洗濯乾燥機のお手入れを小まめにして大切に使っているつもりですが、今回のように「自然故障」という故障に遭遇すると、
- 延長保証に入っておいて良かったぁぁぁぁぁぁ〜!!!!
と叫びたい気持ちでした。
奇しくも先日、延長保証に入っていなかったKindleが壊れたばかりでした(こちらの記事)。
Kindleとドラム式洗濯乾燥機では、修理や買い替えになったときの価格の差が桁違いです。
延長保証に入っていたのが逆でなくて本当に良かったです。
ちなみにドラム式洗濯乾燥機の5年延長保証の料金は7,000円ちょっとでした。
まだ保証期間は2年残っています。これからも安心して使い続けることができます。