FlashAir 第4世代W-04 64GBを2枚購入 一眼レフNikonD750と接続 使い方とW-03との違い

もともと、第3世代(W-03)の32GBのFlashAirを、Nikon D750に入れて使っていました。

しかし、接続はできるものの、転送速度が遅い!実用には耐えません。そのため、普通のSDカードとして使用していた状況。

  • 「まあ、仕方ないか…」

と思い、その後、FlashAirのことはすっかり忘れて暮らしていたのですが、ひょんなことから、第4世代(W-04)が発売されていることを知りました。

かなり転送速度が改善されているらしい第四世代のFlashAir

私が目にしたのは、Amazonの口コミレビューでした。

TOSHIBA FlashAir W-04 国内版 バルク プラケース入り 無線LAN搭載 SDXC メモリカード SD-UWAシリーズ (64GB)

何やら、2017年6月に第4世代のFlashAirが発売されており、転送速度がかなり速くなっているらしい

しかも、国内版バルク(パッケージなし品)が、64GBという大容量なのに、妙に安く販売されている。

ちょっと怪しいが、実際に人柱となって購入したという人によれば、異常なしで普通に使える代物らしい。

というわけで、私も購入してみることにしたのです。

D750は、2枚のSDカードを挿して、それぞれRAWとJPEGを同時保存

私がFlashAirを使いたいのは、Nikonの一眼レフ・D750です。

Wi-Fi機能は付いているものの、カメラ側とiPhone側でそれぞれ設定しなければならず、面倒でした。

結局、MacBookのUSB経由でSDカードを読み込むという、アナログな対応をする日々。

SDカードは、2枚使っていて、それぞれにRAWとJPEGを同時保存しています。

RAWはパソコンへ、JPEGはiPhoneへ、無線で飛ばせたら楽なのにな、と常々思っていました。

FlashAirの第四世代は、確かに早い!W-04とW-03の違いは明らか

Amazonで購入した国内版バルク(パッケージなし品)は、届いて見ると、確かに中身だけでした。

パッケージはなくて、透明のプラケースにSDカードが入っているだけ。でも、結論からいえば、何の問題もなく使えました。

今まで、おっそい第三世代を使っていた(正確には遅すぎて使うのを放棄した)身からすれば、驚くほどの転送スピードです。

普通のネット環境で画像をアップロードしたりダウンロードしたりするのと、ほぼ同じくらいのスピード感覚でした。

また、W-03では、RAWデータをパソコンへ転送しようとすると、遅いどころか固まって止まってしまうことがほとんどだったのですが、W-04では、すんなりと転送されます。

これなら、実用に耐えます。

NikonD750は、ライブビュー撮影モードにしないとFlashAirとつながらない

ひとつ注意点として、NikonD750は、電源を入れるだけではFlashAirがつながりません。

電源を入れて、ライブビュー撮影モードにする必要があります。カメラ背面のLVというボタンを押した状態です。

詳しいやり方はNikon公式へ

この設定をすれば、問題なくすんなりとつながります。

インターネット同時接続機能は、何度やってもできずに諦めた

一方、「インターネット同時接続」は、何度やってもできなかったので、諦めました。

インターネット同時接続機能とは
本機能を有効にすると、FlashAir™を介して、他のアクセスポイントに接続することができます。インターネットに接続されているアクセスポイントに接続すれば、FlashAir™に保存されている画像ファイルのブラウズと同時に、インターネットへのアクセスも可能になります。
インターネット同時接続機能の使い方|東芝:パーソナルストレージ

なので、FlashAirと接続するときは、Wi-FiからFlashAirに接続し、その間、インターネットの接続は切れている状態で使っています。

2枚のFlashAirを1つのデバイスで使用することは可能?

1枚、FlashAirの第4世代を使ってみて、とても気に入ったので、NikonD750に入れている2枚のSDカードを両方とも、FlashAirにすることにしました。

FlashAirの第4世代の正規版は、32GBが4,000円前後、64GBが7,000円前後で売られています。今回購入したバルク版の5,000円というのは格安だったので、販売が終わる前にと思い、追加購入しておきました。

このとき気になっていたのが、

  • 「2枚のFlashAirを1つのデバイスで使用することは可能?」

ということでした。結論からいえば、可能でした。

1つのデバイスから、同時に2枚のFlashAirに接続することはできませんが、1つずつ順番に接続するのであれば、両方使うことができます

今は、もともと理想としていた通り、RAWデータを保存しているFlashAirはパソコンへ、JPEGを保存しているFlashAirはiPhoneに接続して、簡単にデータを扱えるようになりました。

  • 「SDカードをカメラから抜いて、パソコンに挿して…」

という作業は、何のことないちょっとした作業なのですが、このちょっとした作業が、面倒に感じていました。

今は、SDカードはずっと挿しっぱなしで、NikonD750を開け閉めすることはありません。それがとても快適で、撮影するのがさらに楽しくなりました。

私が購入したFlashAir 第4世代 64GBはこちら