圧力鍋が大好きです。現在、2台の圧力鍋を愛用しています。
圧力鍋はとても便利です。しかし、間違った使い方をしたりお手入れを怠ったりすると、大事故のリスクがあります。
お手入れの基本として覚えておきたいのが、「パッキンのお手入れ」です。
私が使っているワンダーシェフ魔法の圧力鍋についていた説明書
私が使っているのは、ワンダーシェフ魔法の圧力鍋です。
ワンダーシェフの説明書には、パッキンについて、次のように書いてありました。
パッキンのお手入れ方法
パッキンは、調理カス等の付着、及びヌメリが残らないよう常に中性洗剤できれいに洗ってください。洗浄の際には包丁等で傷がつかないようにご注意ください。
また、ご使用の前には水気を拭き取り、ふたに正常にセットしてください。注意
パッキンは消耗品であり、交換部品です。お手入れや使用頻度によって寿命が変わり、劣化するため、適宜交換が必要です。蒸気漏れを防ぎ安全にお使い頂く為に以下のようになったら交換してください。
・使用前に点検をして下さい。手でこすると表面がボロボロと崩れたり、傷・亀裂や破損、ひび割れなどがあった場合は、交換してください。
・硬くなってきたり、変色や弾力がなくなっている場合や、パッキンにべとつきが生じ、洗っても落ちない場合・長時間使用していない場合は交換して下さい。
・パッキンを正しくセットしても、調理中に本体と上蓋のあいだから上記や水滴が漏れたり、圧のかかりが弱いと感じる場合は交換して下さい。
・パッキンの交換目安は使用頻度によっても異なりますが、約一年です。
圧力鍋のパッキンの交換目安は約1年
圧力鍋のパッキンの寿命は、使用頻度によって変わるものの、約1年ということです。
意識しないと、数年以上そのまま使いがち。私自身、圧力鍋初心者の頃は、パッキン交換の重要性に対して、あまりにも無頓着でした。
何年も、交換なしで使い続けてしまったこともありました。今思うと、恐ろしいです。
※下記の場合には、1年以内でも、すぐ交換した方が良いです。
- ボロボロと崩れる
- ベタつきが生じている
- 変色している
- 硬くて弾力がない
圧のかかりが弱い場合・ふたがスムーズに閉まらない場合はパッキンを新品に変えてみる
圧力鍋を長年、使っていると、
- 圧のかかりが弱くなった気がする
- ふたを閉めるときにスムーズに閉まらない
と感じることがあるかもしれません。
その場合、まず疑うのがパッキンの劣化です。パッキンを新品と交換するだけで、改善する場合もあります。
私が使っているワンダーシェフの場合、交換用パッキンの値段は約1,200円です。
私も先日、圧力鍋のふたがギシギシとしてスムーズに閉まらなくなったので、パッキンを新品に変更しました。途端にスムーズに閉まるようになりました。
新品と比較すると、パッキンの色がかなり変わっていました。劣化していたようです。
圧力鍋の危険を改めて認識する
圧力鍋は、正しく使えば、とても便利で安全です。が、劣化したパッキンを使い続けるのは危険が伴います。
使用中に亀裂が入ると、爆発することもあるようです。超高温の中身をかぶってしまったら大やけどしますし、ふたが吹き飛んだら大けがをします。
以前、圧力鍋が爆発する下記のYouTube動画を見てから、本当に注意するようになりました。