フィルターなしでコーヒーを淹れる。「フレンチプレスコーヒーメーカー」の使い方 アイスコーヒーの作り方も簡単

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コーヒーが好きなのですが、できる限り「消耗品」「捨てるもの」は減らして楽しみたいと思っていました。あれこれ検討の結果、購入したのがボダムのフレンチプレスコーヒーメーカーです。

これが素晴らしい!のです。購入に至った経緯と、取扱説明書を元にした使い方について書いていきます。

目次

フィルター不要のコーヒー器具って?

自宅でコーヒーを飲む方法はいくつかあります。

  • コーヒーメーカー
  • ドリップパックコーヒー
  • インスタントコーヒー
  • ドリッパー+紙フィルター etc.

ただ、できれば、消耗品が不要の方法がいい

ランニングコストがかからず、かつエコなコーヒーの飲み方はないかな?と考えていました。最初は、ステンレス製で紙フィルターが不要のドリッパーを検討していました。

洗って何度も繰り返し使えるフィルター(和平フレイズ ドリッパー コーヒー ステンレスフィルター 食洗器対応 マイチョイスカフェ RD-0089)
洗って何度も繰り返し使えるフィルター
和平フレイズ ドリッパー コーヒー ステンレスフィルター 食洗器対応 マイチョイスカフェ RD-0089

これはこれで良さそうだな……と購入しかかっていたのですが、ずいぶん昔に下記のドリッパーを買って使いこなせなかったことを思い出しました。

HARIO (ハリオ) ドリッパー カフェオール コーヒー ドリップ 1~4杯用 ブラック CFOD-02B
HARIO (ハリオ) ドリッパー カフェオール コーヒー ドリップ 1~4杯用 ブラック CFOD-02B

ネックだったのは後片付けです。コーヒー豆がフィルターにへばりついて、洗うのが大変でした。職場に置こうと思って購入したため、お手入れに手間はかけられず、お蔵入りとなってしまいました。

フレンチプレスコーヒーメーカーの魅力

あれこれと探す中で発見したのが、

  • フレンチプレスコーヒーメーカー

という選択肢です。

“フレンチプレス”って紅茶ならおなじみですが、コーヒーでもできるんですね。

  • 同じコーヒー豆でもまったく味が変わる
  • 普通の半分のコーヒー豆量でも濃く出る
  • コーヒーオイルが楽しめる

などなど、その魅力について知るにつれ、どうしてもその味が試してみたくなりました。

フレンチプレスコーヒーメーカーのおすすめ3種

私が欲しいのは、1人分のコーヒーが入れられる小型のフレンチプレスコーヒーメーカーです。Amazonのレビューなどを読み込んで調べた結果、購入候補を下記3種類に絞りました。

❶ ハリオ

HARIO (ハリオ) ハリオール ブライト N コーヒー & ティー フレンチ プレス 2人用 THJN-2HSV
HARIO (ハリオ) ハリオール ブライト N コーヒー & ティー フレンチ プレス 2人用 THJN-2HSV

❷ パール金属

パール金属(PEARL METAL) コーヒー プレス 350ml フレンチプレス ブレイクタイム HB-552
パール金属(PEARL METAL) コーヒー プレス 350ml フレンチプレス ブレイクタイム HB-552

❸ ボダム

【正規品】 BODUM ボダム BRAZIL フレンチプレスコーヒーメーカー 0.35L BK 10948-01
 BODUM ボダム BRAZIL フレンチプレスコーヒーメーカー 0.35L BK 10948-01

どれも高評価の購入者レビューが多い、人気のアイテムです。

実際に購入したのはボダム

3種類を検討した結果、実際に購入したのは3番目のボダムです。どうやら、いちばんド定番のフレンチプレスコーヒーメーカーらしいということが一番の理由。

もうひとつは、楽天ポイントが貯まっていたので楽天で購入したかったのですが、ぴったりのショップを見つけたからです。フレンチプレスコーヒーメーカー用に粗挽き指定ができるブレンドコーヒー付きのセットで、しかもポイント10倍。

フレンチプレスコーヒーメーカー
届いてすぐに楽しめるのは最高
bodum BRAZILフレンチプレスコーヒーメーカー0.35Lとコーヒー豆200g付

このセットを購入して、フレンチプレスコーヒーデビューすることにしました。

フレンチプレスは想像以上にかわいいデザイン

まず、届くと想像以上にかわいいデザインでテンションがあがります。

フレンチプレスコーヒーメーカー

パーツは大きく分けて3種類。取扱説明書では、左から順にプランジャー、スクープ、ポットと呼称されています。

プランジャー、スクープ、ポット

フレンチプレスコーヒーメーカーの使い方

同梱されていた取扱説明書(下図)が詳しいので、戸惑いなくスムーズに使い始めることができました。

同梱されていた取扱説明書

※クリックで拡大します。

フレンチプレスコーヒーメーカーの取り扱い説明書

テキストに書き起こすと下記のとおりです。

【ご使用方法】ポットは、熱に強く平らで滑らかな乾燥した場所でお使いください。

(1)ポットのハンドルをしっかりと押さえ、プランジャーをまっすぐ上へ引き上げてポットから取り出します。

(2)お湯120ccに対し、付属のBODUMスクープですり切り1杯の粗挽きコーヒー豆をポットに入れます。
・BODUMスクープがなければ、テーブルスプーン山盛り1杯のコーヒー豆をお入れください。
・コーヒー豆は「粗挽き」をご使用ください。「細挽き」は、フィルターの目詰まりや圧力過多を引き起こす原因となります。

(3)熱いお湯をポットに注ぎ、スプーンなどでコーヒーをかき混ぜます。
・ポット上部から最低2.5cmの空間を残し、お湯を注いでください。
・金属製スプーンはお使いにならないでください。ガラスビーカーの傷や欠け等の破損の原因になります。

(4)プランジャー部分をポットの上にはめ、プランジャーを押し下げずに、4分間蒸らします。蒸らすことで香り、風味が際立ちます。

(5)ポットのハンドルをしっかりと押さえ、蓋のつまみに少しずつ力をかけ、プランジャーをポット内へ静かにまっすぐ押し下げます。
・蓋の注ぎ口が閉じた状態で、プランジャーを押し下げてください。
・無理な力での押し下げは、ポットからお湯噴出の原因になりますのでおやめください。
・フィルターがつまっていたり、プランジャーが下げられない場合は、ポットからプランジャーを取り出し、ポット内をかき混ぜ、もう一度蓋をはめて押し下げてください。

(6)蓋の注ぎ口をポットの注ぎ口に合わせ、蓋のつまみを押さえながらコーヒーを注ぎます。

(7)プランジャーは、フィルターの部分のネジを回し分解して洗うこともできます。
・塗装・めっき仕上げのステンレス以外のパーツは食器洗い機をお使いいただけます。

淹れ方の簡略図の拡大はこちら。

【ガラスビーカーの取り外し方法】

ステンレスフレームの製品
ハンドル部分のネジを外し、フレームを緩めてからガラスビーカーを交換してください。ネジを締めなおす際は、あまり強く締め過ぎないようにご注意ください。

プラスチックフレームの製品
常温の状態では、ガラスビーカーを取り外すことはできません。別の容器にお湯を入れ、本体をお湯につけると、プラスチックのフレームが膨張し、ガラスビーカーの取り外しが可能になります。フレームが温かい状態で、ガラスビーカーの取り外しや装着をしてください。また、装着後は、ガラスビーカーがフレームにしっかりはまっているか、確認してください。

注意したいポイント

淹れ方で難しい点はとくにないのですが、コーヒー豆は「粗挽き」を使用することは非常に重要なポイントです。細挽きはフィルターの目詰まりや圧力過多を引き起こす原因となるため、推奨されていません。

また、最後の「ガラスビーカーの取り外し方法」には注意が必要かもしれません。

購入者レビューを読んでいたら、「フレームからビーカーが外れない」と言っている方がいたのですが、温めないと外れないのですね。

  • 常温の状態では、ガラスビーカーを取り外すことはできません。
  • 別の容器にお湯を入れ、本体をお湯につけると、プラスチックのフレームが膨張し、ガラスビーカーの取り外しが可能になります。

……ということでした。

フレンチプレスコーヒーがおいしすぎて身震いした

さて、実際に淹れてみた様子です。

フレンチプレスコーヒーメーカーでコーヒーを淹れている様子

一口飲んでみると、ものすっごくおいしすぎて、震えました。こんなにおいしいコーヒーを知ってしまったら、もう普通のコーヒーは受け付けない体になるのではないかと不安になったほどです。

「満天の星ブレンドコーヒー」というセットのコーヒーのおいしさもあると思います。

満天の星ブレンドコーヒー 200g
(コーヒーの特徴)
パプアニューギニアをベースにブレンドした
当店おすすめの逸品。
芳醇な香り、適度な苦味、甘みを併せ持つ
飽きの来ないブレンドです。
満天コーヒー

ですが、それを差し引いたとしても、たぶん人生イチおいしく感じたコーヒーでした。

フレンチプレスコーヒーメーカーで淹れたコーヒー

フレンチプレスの味が好みと合うというのもあるのでしょう。一口飲んだその先に味の深みがバババババーーーーーーン、と拡がっていく、噛みしめるように味わいたくなる世界に衝撃を受けました。

「味が濃くなった」というのとは、またちょっと違います。今までのコーヒーでは、濃かったとしても出ていなかった新たな味が、奥に出てきている感じです。「味が深くなった」というのが適切かもしれません。

冷めてもおいしいのも特徴

驚いたのが、フレンチプレスコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは冷めてもおいしいのです。今まで、私はとにかくコーヒーが冷めるのが嫌で、冷まさない工夫をいろいろとしてきました。冷めてしまうと、全然おいしく感じられなくなってしまうからです。

ところが、フレンチプレスコーヒーは、冷めてもとってもおいしくいただけるのです。これは嬉しい発見でした。のんびりチビチビ飲んでいても大丈夫になったのですから。

1杯の満足感が違う

今まではついつい、何杯もコーヒーが飲みたくなって、コーヒーの量が多くなりがちでした。ところが、フレンチプレスコーヒーは満足度が違うのです。

非常に美味であるにもかかわらず、続けて「もっと飲みたい!」とはならない。じっくりゆっくり味わったら、ああ〜おいしかった〜〜と高い満足感とともに、じんわりと余韻に浸っている感じです。

今までのコーヒーよりも味が格段に上がったのにも関わらず、一日のコーヒー量は減っています。

想像よりもフレンチプレスコーヒーメーカーの後片付けは簡単

紙フィルターをポイッと捨てれば良いのとは違って、後片付けに手間がかかりそうなのはフレンチプレスコーヒーメーカーのデメリットかなと思っていました。

ところが、実際に使ってみると、後片付けが簡単すぎてびっくりしました。過去にお蔵入りさせてしまったハリオのドリッパーとはまったく違います。

プランジャーのフィルター側にはコーヒー豆が付着せず、コーヒー豆はポットの底に貯まっている状態です。水でざっと洗い流したら、スッキリいなくなります。

洗い流す先の排水口でキャッチできる環境であれば、プランジャーとポットをチャチャッと水で流すだけでお手入れ完了です。排水口に流さずに、ゴミ袋へ直接捨てたいときには、無印のシリコン製のジャムスプーンでポットの底にたまったコーヒー豆をかき出すようにすると、一瞬できれいになりました。

無印のジャムスプーンが粉をすくい出すのにピッタリ
無印のジャムスプーンが底のコーヒー豆をすくい出すのにピッタリ

ちなみに、この無印のスプーンは、コーヒーを淹れるときにかき混ぜるためにも使っています。前述の取扱説明書の以下の部分ですね。

(3)熱いお湯をポットに注ぎ、スプーンなどでコーヒーをかき混ぜます。
・ポット上部から最低2.5cmの空間を残し、お湯を注いでください。
金属製スプーンはお使いにならないでください。ガラスビーカーの傷や欠け等の破損の原因になります。

「金属製スプーンはお使いにならないでください」と書いてあるので、シリコン製の無印のジャムスプーンがぴったりです。

(無印良品 シリコーン ジャムスプーン 黒 約長さ19cm 84376450)
無印良品 シリコーン ジャムスプーン 黒 約長さ19cm 84376450

コストパフォーマンスも素晴らしい

紙のコーヒーフィルターがいらないし、手でドリップするのと比べて少ない豆量で濃く抽出できるし……、で、もしかすると最も安く自宅でコーヒーを楽しむ方法が、フレンチプレスコーヒーかもしれません。

今回ボダムのフレンチプレスコーヒーメーカーとセットになっていた満天の星ブレンドコーヒーは、付属のスクープ(計量スプーン)1杯が7gでした。

説明書では120ccに対してスクープ1杯と書いてありましたが、私の好みだと170ccに対して1杯で十分。一般的なコーヒー1杯分が140ccですから、1杯強が7gでたいへん美味しく楽しめる。

満天の星ブレンドコーヒーは200g・950円で販売されていますが、

  • 200g ÷ 7g = 28杯分
  • 950円 ÷ 28杯 = 1杯あたり33円

……ということになります。

コーヒー専門店の、当日焙煎発送の超おいしいコーヒーが33円で飲めるって、安すぎませんか。

フレンチプレスコーヒーメーカーは、最初に器具を購入する初期投資は必要ですが、それでも数千円の話。そのあと一生、非常においしいコーヒーを割安に楽しめるとなれば、購入してよかったとしみじみ思います。

追記:アイスコーヒーの作り方も簡単!

アイスコーヒーも作ってみました。

あくまで自分がおいしく楽しめればいいので、かなりざっくりした簡単な作り方です。

  1. スクープ(付属の計量スプーン)1杯分(約7g)のコーヒー豆をポットに入れる
  2. 60mlの熱湯をポットに入れて4分待つ
  3. 待っている間にグラスいっぱいに氷を入れておく
  4. 4分経ったらプランジャーを押し下げてグラスの氷の上から注いでできあがり

これがまた!唸るほどにおいしいんですよね〜……。自宅でこんなにおいしいアイスコーヒーを淹れられるなんて、もうお店で飲む気がしなくなりました。下手なカフェより、自宅でフレンチプレスコーヒーで淹れたコーヒーのほうが、ずっとおいしいです。といっても、私の技術ではなくフレンチプレスコーヒーメーカーのおかげですが!

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