猫が虫を食べてしまった 体への害・危険性はないのか?安全な虫の駆除はアルコールスプレーが有効

窓際で、我が家の愛猫が何やら興奮しているな……と思った瞬間、何らかの虫をパクッと食べて、ムニャムニャと噛んで飲み込んでしまいました。

体への害はないのか、慌てて調べました。

何の虫を食べたのかはわからない。小さな虫であることは確実

気付いたときに飲み込んでいて、口の中から消えていました。小さな虫であることは確実です。

我が家には、なぜかテントウ虫がよく入ってくるので、テントウ虫かもしれません(他の虫かもしれません)。

虫を食べても大丈夫なのか?

猫が虫を食べても大丈夫なのか。危険性はないのか。

さまざまなページを見てみましたが、総合すると、

  • 虫を食べても、基本的には大きな問題はない

というのが、定説のようです。

以下は、猫壱のサイトから引用です。

いわゆる害虫と呼ばれる虫たち。日頃猫が見かけて口にしそうな害虫はハエやゴキブリですよね。しかし野性時代、虫は猫の獲物でした。虫ばかりではなくサソリや毒蜘蛛も食料にしていたといいます。

人間にとっては考えられませんが、今でもハエやゴキブリを猫が食べてしまっても大きな問題はないそうです

しかし飼い猫にとって、虫は普段食べ慣れていないため、一時的に嘔吐や下痢をする場合もあるとか。

虫を愛猫が食べてしまったときは、1日は様子をみておいたほうが安心です。
猫壱(ねこいち・ネコイチ)公式サイト

実は、ゴキブリを噛んだことのある、うちの猫

一度、室内にゴキブリが侵入して、猫が捕まえてしまったことがあります。

私が見た瞬間、口の中でムシャムシャと噛んでいて、その姿は恐怖でした。

慌てて引き離し、飲み込むことは免れましたが……。

万が一、食べてしまったときには、下記ページが参考になります。

その駆除薬を大量に浴びたり食べたりしたゴキブリは、猫に中毒症状を引き起こさせる危険が。早めの受診が必要です。
ねこのきもちWEB MAGAZINE

と記載されています。

いろいろなサイトを見た情報を総合すると、ゴキブリ一匹分程度の量ならば、猫にとっては問題ないという見解の獣医師が多いようではありました。

ただ、寄生虫を持っているゴキブリの場合、それが寄生するリスクも。うんちをよく観察したり、様子がおかしかったら受診したりと、気遣う必要があります。

猫が食べると危険な虫とは?

前述のねこのきもちのページには、ゴキブリ以外に食べると危険な虫が紹介されていました。

  • ノミ
  • ハチ
  • ネズミ
  • カエル
  • ヘビ

ハチ以外はすべて寄生虫のリスクで、病院での駆除が必要になります。

ハチに関しては、刺された場合にアナフィラキシーショックを起こす危険があるとのこと。

ハチに刺されたら、直後の症状の有無にかかわらず、大至急、動物病院の受診が必要とのことです。

詳しくは、【衝撃】猫がゴキブリを食べた!病気や感染症の危険、対策を紹介|ねこのきもちWEB MAGAZINEへ。

ゴキブリ退治にはアルコールスプレーも使えるらしい

猫がいる我が家では、殺虫剤は一切、買ったことがありません。

でも、もし虫が出現したとき、猫に負けずに先に仕留めるために、冷却スプレーを常備した方が良いかな?と思っていました。

アース製薬 凍らすジェット冷凍殺虫 300mL

ですが、すでに常備している「アルコールスプレー」も、ゴキブリを仕留める力があるそうです。

アルコールスプレー
ゴキブリはアルコールをかけられると、息ができなくなります。動きが鈍くなったところで、しとめましょう。アルコール50%以上のスプレーが効果的です。
ねこのきもちWEB MAGAZINE

これは知りませんでした。

検索してみると、ゴキブリ以外の虫にも有効なようです。

もちろん、アルコールも猫にかかったり舐めたりすると毒。ですが、殺虫剤と違って、アルコールは気化(蒸発)します。

殺虫剤の場合、かかった床や家具の拭き取りをしっかりする必要がありますが、アルコールは残りません。その点、アルコールの方がずっと使いやすいといえます。

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