猫のうんちを、トイレに流すのか、燃えるゴミとして出すのか……。
数年前にネット上でも大変話題になりました。悩ましい問題です。
Twitterで話題になった漫画は8匹の多頭飼い
この話題について調べていると、何度も出会うのが、下記の漫画です。
大層偉い目にあったので真似しちゃダメだぞ!!! pic.twitter.com/lcfMLokifM
— ほぼ佐々岡 (@anosasaoka) December 16, 2015
トイレが詰まってしまい、修理に来た人の考えが、
- 「猫のうんちは水に絶対に溶けないから流すと詰まるんで絶対に流しちゃだめだよ」
というものだったので、力強く拡散していきました。
ただし、地域によっては、燃えるゴミとして出す方がNGで、トイレに流すことを推奨している場合もあります。
漫画を書かれたほぼ佐々岡さん宅は、8匹の多頭飼いということで、詰まりやすい環境にあったのかもしれません。
猫砂が付着していれば、なおのことですね。
その後、補足の漫画もアップされています。
お待たせしました!!↑↑↑の、続き&補足漫画ですぞ。 pic.twitter.com/BckYeQ3x7d
— ほぼ佐々岡 (@anosasaoka) January 4, 2016
東京23区では糞尿をゴミとして出せない
一方、東京23区では、人間・ペットに限らず「糞尿」は、ゴミとして出せません。
ただ……、「糞尿」は回収できない、ということ自体、グレーゾーンだとは思います。
「糞」はトイレなどで処理できたとしても、「尿」は無理ですよね。
使用済みの赤ちゃんのおむつ、犬猫のペットシーツ、これらは「尿」になります。
トイレに流すのも非推奨の東京23区
ゴミとして出せないなら、トイレに流すしかない——と思うところですが、東京23区の下水道には、ペットの糞は流してはいけないそう。
以下は、杉並区の動物病院のブログから引用です。
東京都下水道局では東京都23区の下水道は人間の排泄物を処理することを想定してつくられているため、ペットの糞は流さないで下さい。
しかし、燃えるゴミにも捨てられない
生ゴミ処理機もない……どうしたらいいのかトイレに流すことは法的に規制されているわけではない為、区としてはトイレに流すよう指示しているところが多いそうです
なかなか難しい問題のようです
ねこのう〇ちはトイレに流せない!? | 平林ペットクリニックのブログ
燃えるゴミとして出すのも、トイレに流すのも、どちらにも問題点があり、推奨されていない。
こうなると、各家庭ごとに判断するしかなくなります。
我が家では賃貸マンションのトイレが詰まるのが怖いので燃えるゴミとして出している
我が家は賃貸マンション。トイレが詰まるのが怖いので、おしっこもうんちも、燃えるゴミとして出しています。
うちの猫は、おしっこもうんちも、ペットシーツに直接します。捨てるときは、ペットシーツに包んだ上で防臭袋に入れ、口をしっかり縛っています。
生ゴミ処理機とは?
ベストな解決方法は、生ゴミ処理機を購入して、生ゴミ処理機で処理することのようです。
Amazonを検索してみると、おしゃれな生ゴミ処理機がある!と思ったのですが……
こういった家庭用生ゴミ処理機では、「ペットのふん」は対応していないそうです。
以下、上記生ゴミ処理機のレビュー記事から引用です。
■家庭用生ごみ処理機には処理できるごみと、できないごみがある
タイプの違いが分かったところで、家庭用生ごみ処理機には処理できるごみと、処理できないごみがあることも知っておこう。
投入できるのは、ご飯、麺類、野菜や果物のくず、魚の骨や皮、鶏の骨、卵の殻、エビやカニの殻、肉類、味噌汁やジュースなどの液体(少量)など。
逆に投入できないものは、貝殻、大きな骨、梅干しや桃などの固い種、タケノコの皮、ビニール袋、プラスチック、紙、金属、繊維、木片、陶器類など食品以外のものだ。特にバイオ式の場合、微生物が死滅してしまうような大量の油、たばこ、アルコール、ペットのふん、灯油やガソリン、洗剤、薬品などは不可となっている。
「家庭用生ごみ処理機」を導入したからといって、自宅がごみ処理場になるわけではないのである。
長期レビュー パナソニック「生ごみリサイクラー MS-N53」 第1回 – 家電 Watch
「ペットのふん」に対応している生ゴミ処理機には、下記のものがありました。
あったら便利かな?とも思うのですが、なかなかのお値段のため、躊躇するところです。
もし購入することがあったら、またレビュー記事を書きたいと思います。