猫の便秘はどうすればいい?我が家でうまくいっている薬とサプリ

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幼い頃は、1日1回、モリモリと立派なうんちを排出してくれていた、我が家の愛猫。年齢を重ねるとともに、徐々に排便間隔が空くようになり、4〜5日出ない日も。

腎臓や泌尿器系のケアの兼ね合いで、療法食フードを随時、変更しながら食べているのですが、フードとの相性によっては、便秘症になってしまいます。

おなかの調子を整えてあげたくて乳酸菌のサプリメントを始めたのですが、これがとても調子が良いのです。

本記事の末尾に、7年後の追記があります。ハイシニアになってからのより深刻な便秘対策について書きました

目次

選んだサプリは口コミの良かった「プラチナ乳酸菌5000α」

楽天やAmazonの口コミレビューを読み込んで探した結果、「プラチナ乳酸菌5000α」というサプリメントを購入しました。

レビューが700件以上入っている人気商品です(ペット用乳酸菌サプリメント プラチナ乳酸菌5000α(20包入))
レビューが700件以上入っている人気商品です
ペット用乳酸菌サプリメント プラチナ乳酸菌5000α(20包入)

これは、かなり効果を実感できています。

飲み始める前と後では、うんちのサイズが3倍くらいに大きくなりました。見たこともないくらいに巨大なものを出してくれるので、こちらがびっくりするほど。

腎臓のケアをする上でも、毒素や老廃物を、しっかりうんちで出せることは重要だなと思います。もちろん、腎臓以外の観点でも、腸を整えることは、健康の鍵を握っていますね。

服用中の薬やほかのサプリと混ぜてシリンジで飲んでもらっている

プラチナ乳酸菌5000αは、粉末状です。お水に混ぜたり、フードに振りかけてもよいそう。ウェットフードなら、スムーズに食べてくれそうです。

うちの猫は、ドライフード派。ドライフードに振りかけても良いそうなのですが、そうすると、カリカリ感が失われ、表面がベタベタッとなります。これが、彼にとって嫌なようで、全然食べなくなってしまいます。

そこで、服用中の薬やほかのサプリと合わせて溶かし、毎朝シリンジで飲んでもらっています。飲ませ方は、下記の記事に詳しく書きました。

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3日1回、特大うんちの頻度に落ち着いている

子猫の頃のように、1日1回のうんちとはなりませんが、最近は3日に1回、すばらしいうんちをしてくれる頻度で落ち着いています。

よく、

  • 便秘症かどうかは、毎日出るかどうかよりスッキリしっかり出るかどうかのほうが重要

といいますが、その観点で見ると、とても快便ですね。

トイレに行くと、苦しそうな様子もなく、モリモリと大きなうんちをして、元気に部屋中を飛び回っています。

ただ、一般的には、3〜4日出ないと病院へ連れて行ったほうが良いとされているようです。猫さんのタイプによると思います。

食欲の低下や嘔吐をともなう場合はとくに注意が必要です。便秘が長く続くと「巨大結腸症」(慢性的な便秘で腸が拡張し、自力での排便が困難になる状態)を引き起こすリスクもあるため、排便の間隔が空いている猫さんは、病院で相談されることをおすすめします。

追記:ハイシニアになりモニラック+JIN乳酸菌で調子が良い

ここからは追記です。本記事の初出時から7年以上が経過して、その間に、何度かの入院・手術や、抗生剤を服用して腸内環境が悪化したり、いろいろなことがありました。

年齢的なことと病気や不調が重なって、一時期、非常に深刻な便秘に陥ってしまいました。本当にどうすればいいのかと試行錯誤を重ねました(あまりにもうんちが出なくて、30分も40分も苦しんだり、息みすぎて吐いてしまったり、口呼吸になってしまったり……。命の危険を感じるほどでした)。

❶ 乳酸菌をグレードアップ

結論としては、まずは乳酸菌をグレードアップしました。プラチナ乳酸菌5000αからJIN乳酸菌(エイチアンドジン Premium乳酸菌 H&JIN)に変え、それも初期は1日1回(1袋)にしていましたが、途中からは1日2回(2袋)に増やしました。

(エイチアンドジン (H&JIN) Premium乳酸菌 H&JIN 動物用 90包 ペット用 1g×90包)
エイチアンドジン (H&JIN) Premium乳酸菌 H&JIN 動物用 90包 ペット用 1g×90包

JIN乳酸菌は1包あたり2,000億個の乳酸菌を含んでおり、プラチナ乳酸菌5000αの5,000億個とは菌数の単純比較こそ異なりますが、原材料には水溶性食物繊維やケストース・フラクトオリゴ糖・イヌリン(菊芋由来)などプレバイオティクス(善玉菌のエサになる成分)が充実しています。無添加・アレルギーフリーで、人間も一緒に飲めるほど安全性に配慮されている点も安心材料でした。

こちらは、1日の目安量は1袋なのですが、病気のときなどは4袋に増やすようにと書かれていたので、途中から増やしました。一時期は、これでうまくいっていました。

❷ おなかのマッサージにチャレンジ

JIN乳酸菌を増やしても便秘のひどさが勝るようになってきてしまった時期は、おなかのマッサージを追加しました。

いろいろなやり方をしている方が検索で見つかり、参考にさせてもらっていました(こちらにリンクしようと思ったのですが、見つからず…。見つかったら追記します)。

猫の便秘対策として広く知られているのは、「の」の字を描くようにおなかをやさしくなでる方法です。時計回りに小さな円を描きながらマッサージすると、腸の蠕動運動を促す効果が期待できます。加えて、しっぽの付け根あたり(骨盤まわり)をつまむのも、排便を助けるために効果があったと感じています。

ただ、うちの子の場合は、おなかの手術歴があり、しっかり圧をかけたマッサージは難しい状況でした。

❸ モニラックをスタート

❶と❷の組み合わせで一定期間はがんばっていましたが、それでも難しくなってきた段階で、お薬の力を借りることにしました。

以前、入院・手術のタイミングで一時的にひどい便秘となったときにお世話になったことがある、モニラック(ラクツロースシロップ)をスタートしました。

モニラックの有効成分であるラクツロースは、消化管で分解されずに大腸まで届く合成二糖類です。浸透圧の作用で腸内に水分を引き込んで便を柔らかくするとともに、腸内細菌に分解されて有機酸を生み出し、腸の動きを助けるはたらきがあります。

腎臓病の猫にとっては、腸内のアンモニア産生を抑える作用も見込めるため、便秘対策と腎臓ケアの両面でメリットがある薬という見解もあります。主治医には、こちらからモニラックを飲ませたいとお願いしました。

モニラックが合わない猫さんもいるようなのですが、うちの子の場合はとても合っていて、今ではコンスタントに2日に1回(または1.5日に1回)、良いうんちがスムーズに出せています。息みすぎて吐いてしまうことも、ほとんどなくなりました(本当にホッとしています)。

モニラックの量は微調整を重ねた結果、現在は 1mL×2回/日 で続けています。

実際には、以下を10mLのシリンジ内で溶かして、1日2回飲んでもらっています。

  • JIN乳酸菌:1袋
  • モニラック:1mL
  • 溶かすためのお水:5mL程度 ※

※溶かすためのお水の量は、より少なくしていた時期もあるのですが(そのほうが飲むのがラクかなと思ったため)、すると便秘気味になりました。ある程度の量のお水にしっかり溶かしたほうが、うちの場合は調子がよかったです。

なお、モニラックをスタートするにあたり、もうひとつ候補としていたお薬に「モビコール」があります。推奨されている獣医師さんの発信を見て興味を持ちました。

モニラックとモビコールは、どちらも「浸透圧性下剤」に分類されるお薬です。便の中に水分を引き込んで柔らかくし、便の容積が増えると腸の蠕動運動が自然に活発になって排便が促される、という仕組みで共通しています。

ほかにピコスルファートというお薬も以前処方されたことがあったのですが、このような類いは避けたいと思っていました(下痢になってしまいかわいそうだった)。

ピコスルファートは「刺激性下剤」に分類され、大腸の粘膜を直接刺激して蠕動運動を引き起こす仕組みです。即効性がある反面、腹痛や下痢を招きやすい。長期間にわたって連用すると腸が刺激に慣れてしまい、薬なしでは排便しづらくなる「耐性」がつくリスクもあります。

結局、モニラックでうまくいったので、モビコールは試していません。モビコールは塩味で猫が飲みやすいという声もあり、近年は獣医師の間でも使用が広がっているようです。

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